CRT等の表示装置 第五回班会議 議事録

戻る     14 May,1997更新

日時平成9年2月5日(火) 18:00〜21:40
場所機械振興会館 6階62号会議室
出席者研究班長:高木幹雄(東大)
研究幹事:伴野 明(NTT)、篠田英範(東芝)
研究員 :堀口真寿(NTTソフトウエア)、対馬卓也(日本ビクター)、奥田治雄(NHK)、湯山一郎(NHK)
オブザーバー:久保田(NTT)
事務局 :加藤職員
配布資料(1)厚生省「遠隔医療に関する研究」高木班(第4回)議事録
(2)A:映像の種類(奥田・湯山委員提出資料)
(3)C:入力装置(対馬委員提出資料)
(4)B:伝送の環境、D:伝送に関連する要素(伴野幹事、坪井委員、久保田氏提出資料)
(5)E:出力装置(篠田幹事提出資料)
(6)預金口座開設資料

議事

議長・進行 高木班長

1.前回議事録の確認

 前回1月9日(木)開催の議事録を通読、了承。

2.項目別の説明

 各担当委員から提出された資料を基に、各項目の説明と意見交換を行った。 なお、B項目の伝送の環境(遠隔、在宅含む)とD項目の伝送に関する要素の項目をひとつにまとめることを確認した。

 A:映像の種類(奥田・湯山委員)

 映像の種類を分類するため次の要素を考慮することとした。
 a.静止画か動画か
 b.黒白画像かカラー画像か
 c.濃度の階調
 d.色の表現方法
 e.解像度
 f.映像(画像)の大きさ
 g.ディジタル情報かアナログ情報か

 C:入力装置(対馬委員)

 遠隔医療に用いられる画像入力装置には、大きく分けてビデオカメラとスキャナがあるが、主としてビデオカメラについてまとめる。項目としては次のとおり。
 a.レンズについて
 b.CCD固体撮像素子について
 c.カラー信号処理について
 d.信号出力方式
 e.解像度について
 f.ガンマ補正について
 g.色再現性について
 h.アスペクト比、画素配列
 i.放送方式
 j.画像入力機器の関する基礎(色、光源、輝度と色度)
 k.テレビ電話による在宅診断、在宅ケアのための画像工学的検討
  ・遠隔在宅ケアの基本構成:施設側機器構成、在宅側機器構成、伝送回線
  ・診断、ケアに関する画像工学的特性(入力装置、照明環境、出力装置・伝送装置)
  ・各パラメーターの相互関係
  ・応用例

 B:伝送に関する要素・伝送の環境(伴野幹事、坪井委員、久保田オブザーバー)

 〔伝送に関する要素〕
 a.伝送路の種類(利用者側から見た伝送路の種類):ツイストペアケーブル、同軸ケーブル、光ファイバ、衛星通信
 b.ネットワークサービスの種類(利用可能なネットワークの種類、帯域、価格):ISDN(総合ディジタル通信網)、専用線、パケット交換、フレームリレー、セルリレー(ATM)、その他のサービス(OCN:CATV、携帯電話等)
 c.ネットワークサービスの帯域と価格:公衆回線と専用線等のサービス品目の帯域、価格について確認。
 d.ディジタル伝送における誤りの制御:誤りの生じる要因、誤り対策(誤り訂正符号、再送制御)
 e.アナログ画像伝送:走査線方式、輝度信号、カラー信号の分離および伝送
 f.ディジタル画像伝送:ディジタル画像の表現、圧縮の手法(空間的相関関係を利用した圧縮方法、時間的相関関係を利用した圧縮方法、符号の出現確率を利用した圧縮、非可逆圧縮方式の画像の劣化について)
 g.主要な画像圧縮方法
 h.圧縮技術の今後の動向(符号化方式の標準化、次世代の符号化技術)

 〔伝送の環境〕
 a.伝送の形態(バッチ伝送と即時伝送)
 b.画像を含めたマルチメディア伝送(音声、データ)の扱いについて

 E:出力装置(篠田幹事)

 a.遠隔医療に利用される情報(画像情報、テキスト情報、音響データ)
 b.表示装置の特性について(外形的仕様、観視条件に関する画質、表示内容に関する画質、表示方式に関する画質、操作上の問題、安定性、寿命、消費電力、表示速度)
 c.CRT表示装置(CRT表示装置の特性、解像度、コントラスト・ダイナミックレンジ、画面の明るさ、画面の一様性、ノイズ特性、寿命、)
 d.医療に用いられるCRT表示装置と利用上の課題(医用高解像度CRT、高解像度(白黒、カラー)CRT、コンピュータ用表示CRT、NTSC・ハイビジョン用CRT、他の表示装置の性能)

3.まとめ方についての検討

 まとめる上での諸条件を次のとおり確認。
 ・項目の不足している点は、各項目に盛り込むか、添付資料とする。
 ・理解しにくい用語は避けるか、説明を加える。
 ・参考文献を参照するような形式とする。
 ・A項の映像の種類とC項の入力装置の色関係の項目をまとめる。
 ・色判断は、医師が見て、再治療するかどうかを見る程度とし、色判断は環境条件を明示する。
 ・用語はなるべく統一する。
 ・在宅ケアのカメラは、患者の日常状態を見る程度とする。

4.その他

 ・次回開催は、本日の意見をふまえ、各項目の内容を再チェックし、次回最終的なまとめとする。
 なお、まとめ方(編集方法)、提出方法、締切日等については、総括班に問い合わせることとし、担当委員に連絡することとした。
 次回の日程は、総括班委員会(2月18日(火)予定)後とした。

− 以上 −

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