2012年度
　全国いきいき公衆衛生の会
　　　　　　　サマーセミナー　in　福島

テーマ：福島を元気に　福島から元気を

開催の趣旨と目的：
　地震・津波・原発事故と未曾有の災害に見舞われた福島、私たちの暮らしのあり方、価値観も大きく揺るがされました。復興に向けた努力が続いていますが、先が見えず今後どうなるのか不安な日々を過ごしている住民も多く、支援活動をしている公衆衛生関係者も多くの困難を抱えています。
　このような状況だからこそ、今回の震災・原発事故後の活動を振返ると同時に、今後の保健活動、未来へどう生かしていくかを考える機会を持ちたいと思います。
　また、福島を元気にと全国から集まる参加者へ、福島がどのような状況にあるのかを伝え、今後必要な支援も含めて広く発信する機会として本セミナーを開催しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
日　時：平成２４年７月１４日（土）～１５日（日）

場　所：日本大学工学部（郡山市田村町徳定字中河原１）

アクセス：バス時刻表　郡山駅→日大
　　　　　　JR　郡山→安積永盛

主　催：全国いきいき公衆衛生の会　サマーセミナー in ふくしま　実行委員会(福島地域保健研究会)

後援：（予定）福島県　福島市　郡山市　会津若松市　二本松市　本宮市　田村市　三春町　福島県保健所長会　福島県看護協会　福島県栄養士会　福島県歯科衛生士会　全国保健師長会福島県支部　福島県精神保健福祉士会

第１日目　７月１４日（土）　午後
　　12:30　　受付
　　13:00　　開会・あいさつ
　　13:20　　特別講演・福島の現状報告
　　15:00～17:00　分科会Part1
　　　　　１　震災・原発事故後を振り返る
　　　　　　　　　～住民の命を守る住民・医療・福祉・行政の連携～
　　　　　　　　　　　　　　　話題提供：福島県三春町
　　　　　２　放射線の健康影響
　　　　　　　　　～リスクコミュニケーションを考える～
　　　　　　　　　　　　　　　話題提供：福島で子育てをしている人
　　　　　３　心のケア
　　　　　　　　　～ふるさとを離れて暮らす住民と支え続ける支援者へのケア～
　　　　　　　　　　　　　　　活動報告：京都府心のケアチーム　
　　17:00～　　移動
　　18:00～　懇親会（磐梯熱海温泉　華の湯）

第２日目　７月１５日（日）
　　　8:30　華の湯発　
　　　9:30～12:00　分科会Part2　
　　　　　１　避難町村　住民のつながりを維持する
　　　　　　　　　～三宅島の全村避難から学ぶ
　　　　　　　　　　　　　　　活動報告：三宅島　
　　　　　２　安心・安全
　　　　　　　　　～安全な食・農をめざして取り組む住民組織活動
　　　　　　　　　　　　　　　活動報告：福島県二本松市東和町づくり協議会
　　　　　３　健康づくり
　　　　　　　　　～生活習慣・環境リスク全体を捉えた健康づくりを考える
　　　　　　　　　　　　　　　活動報告：二本松市・南相馬市
　　　12:00～13:00　全体会　閉　会

参　　加　　費　　：　無料