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免役、血液系を調節する分子として見出されてきたインターロイキン、インターフェロン、コロニー刺激因子等、サイトカインと総称される分子群は、単に免疫、血液系に作用するのみならず、もっと多彩な機能をもつことが、明らかとなり、慢性炎症、腫瘍等の病気の発症にも深くかかわっていることが、明らかとなってきた。その代表例の一つが、IL-6である。ここでは、Bリンパ球分化因子としてのIL-6の発見から、その受容体を構成するgp130の発見、シグナル伝達にかかわるSTAT3、シグナルを負に調節するSOCS分子の発見と、その作用メカニズム等について述べる。
IL-6の過剰発現は、リウマチ、若年性特発性関節炎、キャッスルマン病、ミエローマ、クローン病等の発症にかかわることが分っている。IL-6受容体をブロックする抗IL-6受容体抗体を用いたこれら疾患の治療は、現在、国の内外でphaseVへと進んでいる。これらの結果についても語る予定である |