平成16年8月 21日、22日に開催された第21回和漢医薬学会大会には637名の参加者があり、特別講演、シンポジウム、一般研究発表(口頭、ポスターを含む)、市民公開講座、ランチョンセミナー(株式会社ツムラ、小太郎製薬株式会社)ともに盛況のうちに終了することができました。今回のテーマであった「自然の摂理と天然の恵みを巧みに利用した全人医療の確立をめざして」は自然治癒力、薬用資源、ホロトロピックセンター構想などと有機的な連関が醸し出されました。また、オール・ジャパン コンソーシアム形成への努力も今後に課せられた宿題であり、伝統医学の盛衰を左右するものと思われます。
日本薬学会でも最近口頭発表の復活が唱えられておりますが、今回の学会では35歳以下の若手による口頭発表、ポスター発表を初日に持ってきて、優秀発表賞にチャレンジしていただくことにしました。審査員は口頭発表においては2名の座長、ポスター発表においては和漢薬研究所の6名の助手、助教授に採点してもらいました。其の結果、口頭発表者4名、ポスター発表者5名を選び、懇親会の席上で表彰することができました。富山への交通費、宿泊費などの大きな個人負担を軽減する目的で優秀発表賞の副賞には金一封が授与されました。
北日本新聞との共催で行われた市民公開講座「食と健康」も好評で予想外の観客を迎えて行われました。富山県民の食と健康への関心の高さを物語る良い指標となりました。
懇親会も、富山全日空ホテルの厨房から、全て吟味した富山県産の材料を使った料理を用意してもらいました。また、郷土芸能もコンベンションセンターの協力を得て、参加者に富山の夏祭りの雰囲気をお伝えできたものと思います。
最後に、本大会を盛り上げていただきました特別講演者、シンポジウムを企画されたオーガナイザー、シンポジストの方々に篤くお礼を申し上げます。さらに当日の会場運営にあたられた和漢薬研究所の若手職員、学生の皆さまに心から感謝致します 。
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