ゲノム研究について
双極性障害の原因を解明し、診断法・治療法を開発するために、スタート地点となるのが、発症に強い影響を持つゲノム変異を見つけることです。
今回の研究の主な目的は、患者さんとそのご両親の3人のゲノムを調べ、両親が持たない、新しい突然変異が病気を起こす可能性を調べることです。
そのため、双極性障害と診断されている患者さんご本人とご両親の3人で、ゲノム研究にご参加いただける方を募集しています。
お電話でご説明し、唾液を郵送していただくので、簡単にご参加いただくことができ、ご両親が遠方でも大丈夫です。
ご参加を検討していただける方は、理化学研究所脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チームのゲノム研究担当(bipolar@brain.riken.jp)までお知らせください。折り返しこちらからご連絡させていただき、メールで、研究へのご参加の方法をご相談させていただきます。
この病気の原因解明のため、ぜひともご協力いただきたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。
理化学研究所脳科学総合研究センター精神疾患動態研究チーム
チームリーダー:加藤忠史
http://www.brain.riken.jp/labs/mdmd/
研究ご参加の手順
1) まずはメールで受付(bipolar@brain.riken.jp)
2) ご連絡先を伺い、資料と唾液採取キットを送付いたします。
3) メールでお電話の日程をご相談します。
4) 電話で研究内容についてご説明すると共に、診断の確認を行います。
5) 唾液を送り返して終了です。
PS
一卵性双生児で、お一人だけが双極性障害にかかっている方々のご参加も募集しています。上記のメールにお問い合わせ下さい。