ワークショップ「日本のブレインバンクはどうあるべきか:精神・神経疾患の病因解明のために」終了のお知らせ
2012年6月16日(土)に開かれたワークショップ「日本のブレインバンクはどうあるべきか:精神・神経疾患の病因解明のために」本ワークショップは、無事に終了しました。脳基盤FSの成果については、脳プロ成果報告会(脳プロ関係者のみ)にて、代表の有馬邦正先生がご報告下さると思います。ご参加下さった先生方、誠にありがとうございました。(脳プロ・プログラムオフィサー・加藤忠史)
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ワークショップ「日本のブレインバンクはどうあるべきか:精神・神経疾患の病因解明のために」案内
精神疾患研究の進展には、亡くなった患者さんの脳を保存して、研究を推進するしくみがどうしても必要です。
5〜6年前から、学会での取り組みが行われ、昨年より、脳科学研究戦略推進プログラム(脳プロ)にて、ブレインバンクはどうあるべきかについての準備調査研究が始まりました。
いよいよ、All Japanでの精神神経疾患のブレインバンク設立への動きは、最終段階にさしかかっています。
この準備調査研究では、精神神経疾患の患者さんの脳を集めて研究者に提供することを推進しようという先生方が中心になって議論を進めてきましたが、最終段階で必要なのは、脳があれば、ぜひ研究したい、という研究者の声です。
このワークショップでは、実際に研究を進める研究者にお集まりいただき、ブレインバンク設立のために、一声も二声も上げていただきたいのです。
現在は、死後脳研究を行っていなくても、ブレインバンクが設立されたなら、そのような研究を行ってみたいと思っている研究者の方々に、ぜひともお集まりいただきますよう、お願いします。
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日本のブレインバンクはどうあるべきか:精神・神経疾患の病因解明のために
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日 時:2012年6月16日(土)13:00〜16:00
場 所:UDX・ギャラリーネクスト1(東京・秋葉原)
定 員:150名(先着)
参加費:無料
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1. 「脳ゲノム研究の可能性とブレインバンクへの期待」
岩本和也(東京大学)
2. 「ブレインバンク−システム神経科学からの期待―」
北澤茂(大阪大学)
3. 「日本のブレインバンクのグランドデザインの提示」
有馬邦正(国立精神・神経医療研究センター病院)
4. 総合討論
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Eメール(brain@k-drive.jp)にて以下をお知らせください。
1. 氏名 2. 氏名フリガナ 3. ご所属 4. ご職業 5. ご連絡先電話番号
<お問い合わせ>
脳プロ(脳基盤FS)ブレインバンクワークショップ参加登録事務局
(株)ケードライブ内 пF03-5545-7574
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■ワークショップポスター
http://square.umin.ac.jp/tadafumi/BB.pdf