19年度研究実施計画
Human Nutrition on Stress Control



研究拠点形成の概要


ストレスの客観的評価方法および評価技術(簡易DNAチップ、簡易ナノデバイス)の確立、抗ストレス食品の統合データベースの完成、抗ストレス機能を有する候補となる食品・栄養素のまとめ、および抗ストレス食品の作成を行う。さらに、中間評価の提言に基づき、社会生活の中でのストレス評価、ストレスの客観的内容、評価方法の確立、食事をめぐる社会的要因を検討し、これらの成果を社会に還元するため、「テイラーメイド栄養管理法の指針」を提示する。また、21世紀COEプログラムの最終年度にあたり研究総括を行うとともに、人材育成、海外拠点との連携、社会・企業との連携、等について総括を行い、次に行うべき事業の提言をまとめる。

【本年度】

1)ストレス評価法、抗ストレス食品の総合データベース、有用食品および栄養素探索、抗ストレス食品を完成させる。2)コホート集団を抽出し、養育環境、生活習慣、睡眠、摂食態度を含めた幅広い調査票による心理・行動解析、唾液の内分泌検査、DNAチップによる遺伝子発現解析を行う。また、行政と連携して住民の自殺に関する疫学的、社会学的、精神保健学的評価を行う。これらの調査により、食を通じた心の健康管理のためのシステムを作成する。3)抗ストレス食品と考えられる低グリセッミク・インデックス食、リン制限食、ケルセチン、ラフマ、ジンセン、等による睡眠や肩こりなどのQOL改善効果をポリグラフ、自律神経機能、ホルモン解析により確認する。4)ストレスと栄養に関する情報を集約したデータブックおよびテイラーメイド栄養管理法の指針を提示する。