第46回日本定位・定位機能神経外科学会
The 46th Annual Meeting of the Japan Society for Stereotactic and Functional Neurosurgery

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 会長挨拶

 このたび古き伝統ある日本定位・脳神経外科学の第46回学会を福岡にて開催させて頂くにあたり,九州大学脳神経外科教室員一同大変光栄に存じております。この新春の活気あふれる福岡の地で日頃の研究成果をご披露頂き,充実した学術集会を作り上げていきたいと願っております.

 より質の高い生活(QOL)を目指した医療が求められている中,機能を温存し再建する機能的脳神経外科はますます発展が望まれる分野であります.本学会では「確かな技術と新たなる展開」をテーマに,各疾患に対する治療の現況と将来の展望について議論し,今後の機能神経外科発展のための足固めを確実にし,新たなる展開を創造して頂きたいと考えております.

 振戦やパーキンソン病に対する脳深部刺激療法(DBS)の有効性が立証されDBSを行なう施設が増えている中,これからは治療抵抗例や刺激合併症例に対する議論も必要と思われます.また,難病であるジストニアの治療も劇的な変化を遂げつつあるものの,中枢性疼痛と同様,症候群であるが故に安定した治療成績にまでは至っておりません.これらの難局を克服するには,電気刺激のメカニズムおよび神経ネットワークに及ぼす長期的な影響も解明する必要があります.また,機能的神経外科学における新たなる展開を視野に入れ,定量評価・治療計画・予後予測・ブレインマシンインターフェースなど,あらゆる局面でのコンピュータサイエンスを用いた工夫を紹介して頂きたいと思います.シンポジウム以外にも最先端の診断・治療への取り組みを中心に,機能的神経外科学最前線の専門家や未来を担う若い先生方に活発な討論をして頂きたいと思います.また海外からはAndres M. Lozano教授 (Toronto Western Hospital and University of Toronto, Canada)とAlim Louis Benabid教授 (University Joseph Fourier of Grenoble, France) をお招きし,セミナーや教育特別講演を企画しております.

 本学会を通じて,機能的脳疾患の診療に対する研究・教育のより一層の発展を期待しております.

平成18年8月

第46回日本定位・機能神経外科学会

会長 佐々木富男