小児神経疾患における血清・髄液中バイオマーカーの検討

各種小児神経疾患(急性脳炎/脳症、化膿性髄膜炎、けいれん重積、熱性けいれん、ADEM/MSなど)で脳由来の特殊なタンパク質(S100Beta,NSE,Tau蛋白等、本研究及び他の研究の進展によって項目を追加する可能性があります)を測定し、疾患群間の差異や予後との相関ついて検討中です。

2011年11月注: 今までの測定結果からNSEはそれ程有用でないと判断し、神経細胞のマーカーとしてNSEの替わりに ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP) の測定を始めました。

もろもろ詳細は下記ファイルをご参照頂き、可能な限り御協力頂けると幸いです。

2012年3月注: 2012年8月頃で検体受付終了予定です。詳しくはお問い合わせ下さい。

説明書
同意書
経過概要(xls file)
経過概要(pdf file)
参考資料1
参考資料2
参考資料3

第一報(pdf file 785 KBです)@ 第176回 日本小児科学会群馬地方会講話会(2007/11/11 前橋)
2008年3月までの測定結果(pdf file 280 KB)を、疾患群ごとにまとめました。
第二報(pdf file 387 KBです)@ 第49回日本小児神経学会関東地方会(2008/09/20 静岡)
第三報(pdf file 539 KBです)@ 第51回日本小児神経学会総会(2009/05/28 米子)
これまで解析させていただいた161例の結果をまとめました。
2010年6月までの測定結果(pdf file 1.1 MBです) これまで291例測定させて頂きました。疾患群毎の相違・対照での基準値をまとめました。
第四報(pdf file 415 KBです)@ 第53回日本小児神経学会総会(2011/5/27 横浜)。けいれん重積型脳症と熱性けいれんの鑑別における有用性。new
今後も研究を継続・さらに症例を増やしてより詳細な分析を行い、臨床現場で実際に役立つデータに近づけられればと考えています。
原則どんな症例でも検査させていただきますので、検査ご希望の方は椎原までご連絡頂けるとありがたいです。

血清・髄液を凍結保存しておいて後日まとめて送付して下さい。
一検体0.3 ml程度で測定できます。
途中で溶解しないように、ドライアイスを同梱して冷凍宅配便で送って下さい。
検体受け渡しに間違いがないよう、発送時にメールでご連絡下さい。
平日・日中に到着するようご配慮お願いします。

検体送付先:
〒377-8577
群馬県渋川市北橘町下箱田779番地
群馬県立小児医療センター
検査課2課 宛

椎原宛だとと医局に届いてしまいますので

検査課2課宛に検体送付お願いします。