日本小児循環器学会

第46回日本小児循環器学会総会・学術集会(第6報)

思いやりのある循環器医療―子供から大人まで,世界が手をたずさえて―

 第46回日本小児循環器学会総会・学術集会「思いやりのある循環器医療─子供から大人まで,世界が手をたずさえて─」を千葉で開催させていただきますことを大変光栄に存じます.

 今回は,従来と異なり,The 3rd Congress of Asia-Pacific Pediatric Cardiac Society(APPCS)およびThe 2nd Congress of Asia-Pacific Society for Adult Congenital Heart Disease(APSACHD)と同時に開催されます.したがって,英語のセッションも多くなりますが,アジア太平洋地区の医療関係者との間で,研究の紹介,意見交換とともに親しく友好的な交流が行えます.本学会も,今後アジア太平洋地区と研究データを共有して,世界へメッセージを発信していくことが必要です.これらのことを念頭に置いて,新生児乳児期だけではなく,思春期,成人期にわたる診断治療の進歩,チーム医療,心理的な問題を含んだQOL の改善,成人期医療の構築,生涯歴の解明など,人の一生に沿った問題点を取り上げ,アジア太平洋地区での違い,共通点を明らかにすること,そして,医療者,患者を含むアジア太平洋地区の仲間たちと,解決法を一緒に考える企画を多く取り上げます.そして,American Heart Association(AHA) Cardiovascular Disease in the Young から,Seema Mital, MD とCraig Sable,MD をお招きし,Association of European Pediatric Cardilogy(AEPC)から,Andre Bozio, MD,Jorg-Ingolf Stein, MD をお招きして,今年から,JSPCCS(日本小児循環器学会), AHA, and AEPC Joint Session を開きます.成人先天性の分野でも,International Society of Adult Congenital Heart Disease(ISACHD)からMichael Lanzberg, MD をお招きして,APSACHD とのJoint Session を開催し,成人先天性心疾患をテーマとするセッションも多く開きます.また,例年通り看護セッションが開かれますし,今年は,コメディカルセッションも開く予定です.

 現在,演題の応募は締め切りました.今回は,607 演題という多数の申し込みをいただきました.ありがとうございました.そのうち,80 演題弱は,英語でのご発表の申し込みでした.The 3rd Congress of Asia-Pacific Pediatric Cardiac Society およびThe 2nd Congress of Asia-Pacific Society for Adult Congenital Heart Disease にも270 題を超える演題をご応募いただきました.欧米から20 人,アジア太平洋地区から70 人を超える方々を招待しています.これらの先生方を含んだ,シンポジウム,パネルディスカッションなども多く組んでいます.また,例年通り学会主導の教育セッションにも,長い時間で,お願いしています.初学者の先生から,ベテランの先生,アジア太平洋地区の先生など多くの先生にご参加いただける活気のある会を行えるよう,鋭意,プログラムを作成中です.

 皆様の多数のご参加をお願いいたしますと同時に,ご支援,ご協力を切にお願い申し上げます.

第46 回日本小児循環器学会総会・学術集会会長 丹羽公一郎

I.会期・会場・会長

会期: 2010年7月7日(水)~9日(金)
会場: シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
(〒279-0031千葉県浦安市舞浜1-9 TEL:047-355-5555)
会長: 丹羽公一郎(千葉県循環器病センター成人先天性心疾患診療部)

II.テーマ

「思いやりのある循環器医療─子供から大人まで,世界が手をたずさえて─」

III.プログラムの概要

今回の総会は,The 3rd Congress of Asia-Pacific Pediatric Cardiac Society およびThe 2nd Congress of Asia-Pacific Society for Adult Congenital Heart Disease[2010 年 7 月 6 日(火)~8 日(木)]と同時期・同会場で行いますので,3 学会共通のセッションも行われます.また,学会前日にVideolive Demonstration of Cardiac Catheter Intervention at APPCS 2010[2010 年 7 月 5 日(月)]を開催いたします.英語セッションを多く取り入れておりますが,アジア太平洋地区の参加者との交流を促進するため,積極的にご参加いただくことをお願い申し上げます.

  1. 一般演題(公募)
    口演およびポスター演題の募集は,The 3rd Congress of Asia-Pacific Pediatric Cardiac SocietyおよびThe 2nd Congress of Asia-Pacific Society for Adult Congenital Heart Disease も含め,すでに締め切りました.
  2. 会長要望演題(公募/一部指定)
    • (1)イオンチャネル病(遺伝子・スクリーニング・突然死・治療)
      Ion-channel disease (gene, screening, manifestations and management) (英語/日本語)
    • (2)多施設共同研究;重要性,研究結果,将来的展望
      Multicenter-study -importance, results and future-(英語/日本語)
    • (3)先天性心疾患における腎疾患,腎機能異常─チアノーゼ疾患,貧血,心不全との関連─
      Renal disorders in congenital heart disease; relation to cyanosis, anemia or cardiac failure(英語/日本語)
    • (4)先天性心疾患における集中管理,麻酔─最近の進歩─
      Intensive care and anesthesiology in congenital heart disease-recent advances-(英語/日本語)
    • (5)乳児期左側房室弁病変に対する外科治療(日本語)
    • (6)先天性心疾患のネットワーク構築(遠隔医療)─現状と将来の可能性─(日本語)
  3. シンポジウム/パネルディスカッション(公募/一部指定)
    • (1)シンポジウム
      • A.Aortopathy - pathophysiology, manifestations and management(英語)
      • B.Clinical manifestations and management of arrhythmias in TOF(英語)
      • C.Advancement of management in pulmonary hypertension(英語)
      • D.周産期心疾患の管理
        Management of cardiac disease during perinatal period(英語/日本語)
      • E.再生医療の現状と将来
        Regenerative medicine; current advancement and prospective(英語/日本語)
      • F.Current issues in patients with TCPC mid-long term after repair(英語)
      • G.長期遠隔期の右室流出路再手術の適応と予後の検討
        Indication and outcome of RV outflow reconstruction surgery in patients long after initial repair(英語/日本語)
      • H.完全大血管転位-心房位転換手術,Jatene 手術─術後遠隔期成績の問題点と対応─
        TGA long-term after repair (atrial switch, arterial switch) (英語/日本語)
    • (2)パネルディスカッション
      • A.Kawasaki disease in adolescent and adults-prevention and management of cardiovascular disease in adulthood-(英語)
      • B.最新の画像診断と診断法の選択
        Recent advancement and relative merits of imaging modality(英語/日本語)
      • C.Recent strategies for management of HLHS(英語)
  4. 招請講演者(APPCS,APSACHD 学術集会と共通の招待講演者を含みます)
    • 川崎 富作先生(日本川崎病研究センター)
    • Carl L. Backer, MD (Children’s Memorial Hospital, Chicago, Illinois, USA)
    • Leonard L. Bailey, MD (Loma Linda University Medical Center, Loma Linda, California, USA)
    • Maurice Begetti, MD (University Hospital of Geneva, Geneva, Switzerland)
    • Andre Bozio, MD (Cardiology Hospital Lyon, Lyon, France)
    • Jane C. Burns, MD (University of California San Diego, San Diego, California, USA)
    • Anthony Chang, MD (CHOC Heart Institute, Orange County, California, USA)
    • Paul Chiam, MD (National Heart Center, Mistri Wing, Singapore)
    • Timothy F. Feltes, MD (Ohio State University, Columbus, Ohio, USA)
    • Michael A. Gatzoulis, MD (The Royal Brompton Hospital, London, UK)
    • Ziyad M. Hijazi, MD (Rush University, Chicago, Illinois, USA)
    • Michiaki Imamura, MD (University of Arkansas for Medical Science, Little Rock, Arkansas, USA)
    • Adrianne H. Kovacs, PhD. C. Psych (University of Toronto, Toronto, Ontario, Canada)
    • Michael Lanzberg, MD, FACC (Brigham and Women’s Hospital, Boston, Massachusetts, USA)
    • Seema Mital, MD (University of Toronto, Toronto, Ontario, Canada)
    • Shakeel A. Qureshi, MD (Guy’s & St. Thomas Hospital, London, UK)
    • Craig Sable, MD (Washington University, Washington DC, USA)
    • Alain Serraf, MD (Marie-Lannelongue Hospital, Le Plessis Robinson, France)
    • Jorg-Ingolf Stein, MD (Medical University Innsbruck, Innsbruck, Austria)
    • Carole A. Warnes, MD (Mayo Clinic, Rochester, Minessota, USA)
    • Edward P. Walsh, MD (Children’s Hospital Boston, Boston, Massachusetts, USA)
    以上,おもに欧米からの招待者です.アジア太平洋地区からは,多くの先生を招待していますが,APPCS のプログラム集に掲載の予定です.
  5. 看護セッション
    口演演題の募集は終了いたしました.多数のご応募ありがとうございました.
    看護セッションは,Pamela D Miner, RN, MN, NP (University of California Los Angeles, California,USA) を招聘し,アジアの看護師とのシンポジウムや,昨年に引き続き心臓カテーテルの看護に関する交流セッションなどを企画中です.
  6. ランチョンセミナーやAsk the Experts の詳細は,追ってお知らせします.また,コメディカルセッションを開催する予定にしています.
  7. 市民公開講座を2010 年 7 月10 日(土)13:00 に開催する予定です.タイトルは,「小児慢性心臓病疾患は成人となりどうなるか.問題点と対応─最近の話題─」です〔会場:浦安市民プラザ「Wave101」 多目的大ホール(千葉県浦安市入船1-4-1 ショッパーズプラザ4 階)〕.

IV.演題申し込み

演題募集は終了いたしました.多数の応募をありがとうございました.

V.総会・学術集会に関する問い合わせ先

総会・学術集会事務局
第46回日本小児循環器学会総会・学術集会事務局:
千葉県循環器病センター内
〒290-0512千葉県市原市鶴舞575
TEL:0436-88-3111 FAX:0436-88-3032
E-mail:jspccs2010@gakkai.co.jp
事務局:小児科 立野  滋
看護セッション事務局:高井 孝子

学会運営:株式会社学会サービス 南條隆一郎
〒150-0032東京都渋谷区鶯谷町7-3-101
TEL:03-3496-6950,FAX:03-3496-2150,E-mail:jspccs2010@gakkai.co.jp

緊急のご連絡・お問い合わせ以外は,E-mailまたはFAXをお使いください.
最新情報は学会ホームページ(http://JSPCCS.umin.ac.jp/)をご覧ください.

総会・学術集会関連の最新情報は,学会ホームページに掲載するとともに,メーリングリストを通して届けられます.学会ホームページ会員専用ページ閲覧権限の有無,ご自分のメールアドレスへの転送手続きがお済みかどうかについて,各自ご確認ください.

VI.日本小児循環器学会への入会のご案内

入会に関するお問い合わせは,学会事務局までお願いいたします.
日本小児循環器学会事務局株式会社メディカルトリビューン内
〒102-0084 東京都千代田区九段南 2-1-30 イタリア文化会館ビル8階
TEL:03-3239-7264 FAX:03-3239-7225

学会雑誌投稿のお願い

 パネルディスカッション,シンポジウム,一般演題の各演者は,総会終了後に,口演内容を日本小児循環器学会雑誌へ投稿してくださいますよう編集委員会よりお願い申し上げます.

タイムテーブル

 タイムテーブル

参加費

参加費は小児循環器学会、APPCS、APSACHDすべて共通となっております。

医師   日本小児循環器学会会員 ¥20,000
日本成人先天性心疾患研究会会員 ¥25,000
一般 ¥35,000
初期研修医(所属長の証明が必要です) ¥5,000
看護師   ¥8,000
コメディカル   ¥4,000

APSACHD(7/6-7/7)のみに参加する方は\25,000となります