第44回日本呼吸器学会九州地方会一般演題抄録

演題番号: D28

両側の肺野浸潤影と胸水、著明な胃壁の肥厚を呈した原発性マクログロブリン血症の1例

新別府病院
○葦原 義典、伊藤 和信、黒岩 英


 原発性マクログロブリン血症は monoclonal IgM の異常増加によって定義される疾患であり、全身のリンパ節、骨髄、脾、肝、腎、神経等の全身の多臓器に病変を呈することが知られている。そして、過去の報告からさまざまな肺病変を合併することが報告されてきた。
 今回我々は両側の肺野浸潤影と両側胸水を呈し、胃壁の著しい肥厚を呈した原発性マクログロブリン血症の1例を経験したので文献的考察を加えて報告する。

受付番号:P002


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