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[ 腎臓 | 神経 | 循環器 | 血液・腫瘍 | 免疫・アレルギー | 内分泌 | 新生児 ]
腎臓・尿路・電解質診療グループ
対象疾患
学校検尿異常の精密検査
学校検尿や3才児検尿で異常を指摘された方の精密検査
糸球体疾患
ネフローゼ症候群(難治性のもの含む)
急性腎炎
慢性腎炎(IgA腎症、膜性増殖性腎炎、膜性腎症など)
尿細管疾患
デント病、尿細管性アシドーシス、ファンコーニ症候群、バーター症候群
ギッテルマン症候群、ロー症候群など
全身の疾患に伴う腎臓病
SLEおよびループス腎炎、紫斑病性腎炎など
尿路感染症および尿路奇形
急性腎盂腎炎、膀胱尿管逆流症など
腎臓の形の異常
嚢胞腎、低形成腎など
腎不全
急性腎不全、慢性腎不全
夜尿
診療内容
●外来は月〜木曜まで小児腎臓専門医が診療にあたっています。私達はこどもの腎臓、尿路に関係する全ての疾患を診療の対象としており、腎炎だけでなく尿細管の病気についても詳しく診療しています。腎臓病は治療に長期間かかることもあります。私達は患者さんやご両親の不安な気持ちに十分配慮し、病気があっても出来る限り他のお子さんと同じように生活、発達させてあげるように心を配っています。お子さんの腎臓、尿路に関して不安に思っていられる方はどなたでも受診ください。通常の診療だけでなく、遺伝性疾患に関しては遺伝子解析検査やカウンセリングも行っています。
●病棟では、腎炎やネフローゼの患者さんの治療が主体です。当院には病院附属の養護学校(こだま分教室)が併設されており、ステロイド薬などの治療により一定期間入院される場合も学業を継続することができます。腎生検などの検査は複数の腎臓専門医が協力して万全を期して行っています。急性腎不全や慢性腎不全に対しての透析療法も行います。
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神経診療グループ
対象疾患
てんかん
ウエスト症候群、レノックス・ガストー症候群、症候性てんかん、特発性てんかん
重症乳児ミオクロニーてんかんなど
筋肉の病気
筋ジストロフィー、先天性ミオパチー、重症筋無力症など
先天性代謝異常症(生まれつきの代謝の異常)
ミトコンドリア異常症、リー脳症(Leigh脳症)、高乳酸血症、ライソゾーム病
神経セロイドリポフスチン症、ブドウ糖輸送障害(GluT1欠損症)、有機酸代謝異常症
アミノ酸代謝異常症、尿素サイクル異常症など
神経系の感染症や免疫疾患
急性脳炎、急性脳症、多発性硬化症、横断性脊髄炎、ギランバレー症候群
慢性再発性脱髄性多発神経炎(CIDP)、髄膜炎など
知的障害、発達障害
自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群
注意欠陥多動症候群(ADHD)、学習障害(LD)など
脳性麻痺、周産期の脳障害
脳室周囲白質軟化症、新生児仮死後遺症など
脳の先天異常(生まれつきの脳の形成の障害など)
水頭症、滑脳症、脳回形成異常など
先天異常症候群(生まれつきの脳を含む異常)
結節性硬化症、スタージ・ウェーバー症候群
神経線維腫症(フォン・レックリングハウゼン病)
ルイ・バー症候群(Ataxia- telangiectasia)、アンジェルマン症候群、レット症候群
ペリツェウス・メルツバッハー病(Pelizaeus-Merzbacher 病)
アイカルディー症候群(Aicardi症候群)など
神経変性疾患(神経系の進行性の疾患)
大脳白質変性症、ロイコジストロフィー、脊髄小脳変性症
歯状核赤核淡蒼ルイ体萎縮症(DRPLA)、進行性ミオクロニーてんかん、痙性対麻痺
遺伝性運動感覚ニューロパチー(Charcot-Marie-Tooth病、Dejerine-Sottas病)など
脳腫瘍、脊髄腫瘍
診療内容
●子どもたちの病気の中で、神経発達に関連する病気は頻度も高く大勢の方が受診されています。てんかん、筋肉疾患、先天性代謝異常症、神経系の感染症や免疫疾患、知的障害、自閉症・ADHD・学習障害などの発達障害、脳性麻痺、脳および全身の先天異常症、神経系の進行性変性疾患、脳腫瘍・脊髄腫瘍など対象となる病気は多岐にわたります。
●小児神経専門医療機関として、そのすべての領域の先端医療を行える体制をとっており、希少な疾患についても、十分な経験のある専門医が診療に当たっています。特殊検査として、筋生検による組織診断、脳波検査を含む神経生理検査、MRスペクトロスコピーを含む頭部画像検査などの専門的な検査を行っています。特に本院ではてんかん診療に有用な、PET検査や脳磁図検査も行っており、国内でも有数の設備を有しています。さらに、てんかんについては、脳神経外科と協力して、難治性のてんかん患者さんに対する外科的な治療や、迷走神経刺激術などの特殊治療も可能です。そのほか、水頭症や脳腫瘍なども脳神経外科と協力して診療を行っています。
●外来は、毎日専門医師が交代で診療していますが、神経初診の枠を設けてありますので、そこに最初に受診をしていただくので結構です。
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循環器診療グループ
対象疾患 先天性心疾患
心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、動脈管開存症、房室中隔欠損症、ファロー四徴症
両大血管右室起始症、大血管転位症、総動脈幹症、肺動脈弁閉鎖症、三尖弁閉鎖症
肺動脈弁狭窄症、末梢性肺動脈狭窄症、大動脈弁狭窄症、僧帽弁逆流症、エプスタイン奇形
単心室症、総肺静脈還流異常症、部分肺静脈還流異常症、左心低形成症候群
大動脈縮窄症、大動脈弓離断症、左冠動脈肺動脈起始症
すべての心奇形に対応可能です
不整脈
原発性および二次性肺高血圧症
心筋炎・心筋症
弁疾患
心膜炎
胎児心臓病 (産婦人科と協力して、胎児心エコー外来を行っています)
成人先天性心疾患 (循環器内科・心臓外科と協力して対応しています)
診療内容
● 外来は、火曜日以外の曜日で、専門外来を行っていますが、ご紹介があれば、随時、診察いたします。小児科外来には、心エコー室があり、初診の場合でも当日に診断、方針決定を行っています。胎児心エコー検査は、2週間に一度、木曜日午後に小児科外来心エコー室で行っています。
●心臓カテーテル検査は年間160例前後施行しています。カテーテル治療は年間に40〜45例です。BAS(バルーン心房中隔裂開術)は年間6〜9例です。東大病院の特徴としては、新生児期に重症複雑心奇形で紹介搬送される患者さんの割合が非常に大きいことです。完全大血管転位症、左心低形成症候群、総肺静脈還流異常症、複雑心奇形を合併した無脾症候群、単心室症などが多い疾患です。PICUに入室した患者の多くが心臓疾患であるため、現在は、PICU患者管理は、小児心臓外科と共同して行っています。そのため、必ず、小児科心臓グループ医師、小児心臓外科のどちらかが当直、どちらかがオンコールという体制をとり、24時間365日、小児の心臓疾患のご紹介に対応できるようにしています。
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血液・腫瘍診療グループ
対象疾患
白血病、リンパ腫、脳腫瘍、神経芽腫、肝芽腫、横紋筋肉腫、胚細胞腫瘍
Wilms腫瘍、骨肉腫、ユーイング肉腫、再生不良性貧血、鉄欠乏性貧血
溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、血友病、好中球減少症
血球貪食症候群、ランゲルハンス細胞組織球症など
診療内容
●外来では、すべての曜日に専門外来をおき、血液腫瘍の専門医師が診察しています。セカンドオピニオンや初診の患者さんも常時受け付けており、近隣の病院との迅速な連携を心掛けています。入院治療を終えた子供たちの長期フォローアップでは、発達成長にも気を配りながら診察、検査を行います。
●病棟には常に15人から20人程度の血液腫瘍疾患の子供たちが入院しています。小児外科、整形外科、脳神経外科、放射線科などと協力し、専門グループで診療にあたっています。最新の化学療法を取り入れ、造血幹細胞移植を併用した大量化学療法などの移植治療も積極的に行っています。また先天性免疫不全症に対してはミニ移植による晩期障害の軽減に力を入れています。臨床試験部と協力しながら、小児がん領域における未承認薬の治験も行っています。また院内の緩和医療チームと協力し、緩和医療にも積極的に取り組んでいます。
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免疫・アレルギー診療グループ
対象疾患 アレルギー疾患
気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど
小児膠原病
全身性エリテマトーデス、若年性関節リウマチ、皮膚筋炎、混合性結合織病 など
血管炎症候群
川崎病、アレルギー性紫斑病、大動脈炎症候群など
原発性免疫不全症
各種抗体産生不全症、T細胞機能不全症、ataxia telangiectasia
Wiskott-Aldrich症候群、Digeorege 症候群、高IgE症候群、補体欠損症、好中球減少症など
自己炎症(周期性発熱症候群)疾患
Muckle-Wells症候群、CINCA症候群、TNF受容体関連 周期性症候群
高IgD症候群、PFAPA症候群など
悪性固形腫瘍(免疫療法を対象として)
germinoma、滑膜肉腫、卵巣胚細胞腫瘍、神経 芽腫、小細胞癌、ウイルムス腫瘍
膵芽腫、ユーイング肉腫、脳腫瘍など
その他
好酸球増多症候群、慢性活動性EBウイルス感染症など
診療内容
●月曜日、火曜日、木曜日に専門外来をおき、上記疾患の診療をおこなっています。各アレルギー疾患に対しては食物負荷試験、呼吸機能検査、減感作療法(ダニ、スギ)、エピペン処方を実施しています。
●より正確な病態の把握のために重症感染症の既往や、原因不明の発熱の患者さん、悪性腫瘍の患者さんの免疫学的検査をおこなっています。下記の特殊治療については臨床試験部と協力しながら行っています。
食物アレルギーに対するプロバイオテイクス療法
γグロブリン不応川崎病に対する抗TNFα抗体療法(循環器班と共同)
悪性固形腫瘍の病態に応じて樹状細胞ワクチン、臍帯静脈血管内皮細胞ワクチン、
低容量IL-2療法の各免疫療法を組み合わせて治療しています(血液腫瘍班と共同)。
自己炎症疾患(Muckle-Wells症候群、CINCA症候群)に対する抗IL-1抗体療法
T細胞機能不全症の重症感染時におけるIL-2療法
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内分泌・糖尿病・代謝診療グループ
対象疾患 成長障害・下垂体・視床下部疾患
低身長症、成長ホルモン分泌不全性低身長症、汎下垂体機能低下症
腫瘍治療後のホルモン障害、子宮内発育不全による低身長、ターナー症候群
シルバー・ラッセル症候群、中枢性尿崩症など
甲状腺疾患
新生児マススクリーニングでの甲状腺機能異常
先天性甲状腺機能低下症、バセドウ病、橋本病など
副甲状腺疾患、カルシウム・リン代謝疾患
副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症
ビタミンD欠乏性くる病、ビタミンD依存性くる病、低リン血症性くる病など
副腎疾患
新生児マススクリーニングでの17OHP異常、先天性副腎皮質過形成
副腎皮質機能低下症、クッシング症候群など
性腺疾患
思春期早発症、思春期遅発症、性腺機能低下症
性分化異常症、外性器異常など
糖尿病・低血糖症
1型糖尿病、2型糖尿病、MODY、新生児糖尿病
二次性糖尿病、高インスリン血症性低血糖症、その他
骨系統疾患
軟骨無形成症、軟骨低形成症、骨形成不全症
大理石骨病、低フォスファターゼ症など
その他
先天代謝異常症、糖原病、肥満症、腎性尿崩症
悪性腫瘍治療後にみられる内分泌障害など
診療内容
●受診時にはまず問診を行い、これまでの成長の経過を拝見します。そのため、必ず成長の記録をすべて(母子手帳、幼稚園・保育園・学校の健康記録等)持参してください。診断は血液検査、尿検査、レントゲン撮影を行います。ホルモン負荷試験は各種行っており、状況に応じて外来あるいは入院にて行います。
●治療は、成長ホルモン療法をはじめ、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性腺ホルモンなどの各種ホルモン補充療法、抗甲状腺療法や性腺抑制療法、インスリン療法、経口血糖降下薬などすべての内分泌治療が行えます。骨系統疾患については、整形外科との連携で複合的な治療を行います。また、遺伝子診断も各種行っておりますので、ご希望がありましたら一度受診をしてください。日々増大していく医学情報のなかで適切な診断治療を行い、ご本人やご家族の生活を大切にし、ご一緒に成長を見守っていけるようにつとめています。
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新生児診療グループ
対象疾患
胎児期、新生児期に起因するすべての異常の診断と周産期管理、治療を全科横断的に行います。
・心室中隔欠損症、総肺静脈還流異常、大動脈弓離断、大動脈縮窄症、大動脈閉鎖、左心低形成症候群、肺動脈閉鎖、完全大血管転位などの新生児期に外科的修復及びカテーテル治療を必要とするすべての先天性心疾患。
・先天性乳び胸、肺低形成症候群、先天性消化管(食道・十二指腸・小腸)閉鎖症、鎖肛、腹壁破裂、臍帯ヘルニアなどの先天性の小児外科的疾患。
・先天性水頭症、キアリ奇形、二分脊椎などの先天性の脳外科疾患。
・胎児不整脈、胎児水腫など胎児期からの循環不全。
・染色体異常症、先天性奇形症候群、その他遺伝性疾患。
・滑脳症、脳回形成異常、結節性硬化症、先天性筋ジストロフィーなど先天性の神経疾患。
・母児間輸血症候群や一過性骨髄異常増殖症、先天性溶血性疾患、遺伝性球状赤血球症などの新生児血液疾患。
・四肢短縮症、骨形成不全症、先天性側彎症、絞扼輪症候群などの先天性の整形外科疾患。
・口唇口蓋裂や小顎症などの口腔外科疾患。
・上記の合併症をもつ早産、超低出生体重児(新生児期の動脈管結紮術など)。
・早産児(23週〜)、超低出生体重児(500g〜)。
診療内容
●以上の疾患に対して24時間体制での入院の受け入れおよび診療を行っております(当院での受け入れが不可能の場合にはできる限り希望に沿えるかたちでの病院の検索、紹介を行います)。
●合併症や後遺症のリスクを考慮し、医療的、社会的資源の早期介入を検討します。
●当院での急性期の集学的治療後には、ご家族の希望にできる限り沿った生活を「生活圏の近くで」送れるようにご自宅の近くの小児科への紹介や情報提供、在宅医療や医療支援を計画していきます。
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