石門

H18.7/19

母島に渡り東京都自然ガイドの早川さんの先導で石門を訪ねた。海岸から斜面に沿って上昇した風は500mで400m駈け昇り雲霧帯を形成する。
雲霧帯、堺ヶ岳から乳房山を望む
枝についた雫や降った雨は200mの高さにある、石門の隆起カルスト台地に流れ込む。ドリーネがありそこには大木が育つ。
ドリーネ
地下には鍾乳洞が走っている。
上から鍾乳洞中から鍾乳洞
さて、台風で大雨があった時、大量の水が、その窪地に流れ込んだ。浸食が進んだカルストは、その重さに耐えかね南岸の一角が大きく崩落した。
遠くから石門崩落を望む
石門崩落際から大崩湾を覘く
今も森の中に段差があり、割れ目が走っている。いずれ、ここを境に崩壊は進むのであろう。
地割れ01地割れ02地割れ03

以前の石門森林総合研究所)乾燥化もありアカギなど種の入れ替えが起こっている。