エンドルフィンとドパミン、乾いた心に油を注す

油脂の嗜好強化に対するβ-endorphinの関与
水重・伏木ら 日本農芸化学会 H18.3/26

脂肪に対する欲求行動はドパミンD2受容体阻害薬投与により減衰する
米田・伏木ら 日本農芸化学会 H18.3/26

H18.3/19

まだ、論文には成っていないが興味深い、お話である。報酬系としてとらえるなら、なぜ人はトロ霜降りサシを求め、マヨラーが生じるかという答えを端的に表すから。エンドルフィンというのは脳内麻薬で例えばやりすぎて逝っちゃう場合にでる、ランナーズハイとか火事場の馬鹿力がこれにあたる。


[美食する脳:おいしさの感覚の科学]より:食用油脂やポテトチップスなどで条件づけはコーン油摂取15分前にオピオイドの拮抗剤やドーパミン拮抗薬の投与によっても消失しした。「美味しい」に直接関係すると思われているのが、脳内のオピオイドとしてのでありβエンドルフィンであり、「欲しい」という感覚=油脂に対する執着がドーパミンによって駆り立てられるらしい


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