2011年度のバス運行対策費の国庫補助対象路線を前年度より1事業者、2系統減の8事業者、86系統とすることなどを盛り込 んだ生活交通路線維持確保3カ年計画を承認した。徳之島総合陸運株式会社(徳之島町)の2系統は外れた。11年度の国庫補助対象 路線のうち、道の島交通分は(1)与儀又―和野・空港―佐仁(2)与儀又―根瀬部―今里(3)奥万田―和光・川内―西仲間(4) ウエストコート―西仲間―海の駅(瀬戸内町)(5)名瀬―用安・奄美パーク―空港(6)奥又―秋名―ビッグⅡ―で、前年度と同 じ。徳之島陸運の2系統は1日当たりの輸送量15人以上との用件に満たなかった。都道府県別では北海道に次いで2番目に多かっ た。12年度の補助対象は8事業者の84系統で、補助金は国4億1591万2千円、県4億1520万9千円の計8億3112万1 千円。道 の島交通の6系統も継続対 象となる。[南 海日々20111-07-19]
空港から名瀬まで1100円それから住用のマン グローブパークに
カヌーを漕ぎに出てみると片道二千円弱である。途中、名瀬で乗り換えるのは道の島交通の本社前である が、そこでフ
リーパ スを買うのにも1100円払っても、あとの行路を2000円で済むとなれば千円近くは助かるのである。車内でも売ってく
れ(T-T)。それでも、奄美は大島というだけあり、道すがら2kmを超えるトンネルが何本もある。空港からマングローブパークまで
55kmある。島の南部の天気は笠利のホテルでは判りにくい。行ってみたら、豪雨で川上にカヌーを進めるは明らかに無理そうだったの
で、水槽の琉球鮎などを眺めて帰ってきた。笠利はサトウキビ畑の広がる平坦な地形だが、急峻な住用は、先
の2010年の豪雨でなくても、公共事業をしなくても、あちこちで崖が崩れていた。海岸もマングローブ以外のところは海
に直接100m落ち込むようなところで、だからこそリュウキュウアユがのこるのも宜なるかなと納得した。島は一つと無理な合併をして
も生半ではない。龍郷には火力発電所があってそこは奄美市として繋がっていない。
一方で、奄美群島の生活保護率は本土の3倍近く、45‰から60‰にもなるとなれば、バス代を払うのも大事である。
2011-07-28
南西諸島の飲み物と言えば、ミキである。地場の食品会社がいろいろ作っている。米粉と砂糖とすり下ろしたサツマイモの絞り汁を混ぜて酵素 で発酵させる飲み物で、本土で言えば水飴とか甘酒にあたりそうなものだが、1ccで1kcalと胃瘻などの流動食にも相当する。