なぜ人々はタバコを吸うのか


1.なぜ最初のタバコを吸うのか
(1)最初の1本は小学生時代から
 喫煙習慣は子どもたちに蔓延しています。平成12年厚生労働省データによると、中1男子の喫煙率は20%、高3男子は50%を越え、中1女子の喫煙率は10%、高3女子の喫煙率は30%を越えています。高3男子の喫煙率は成人男性と同じレベル、中1女子の喫煙率は成人女性と同じレベルです。
 簑輪らの研究によると、喫煙者の5割は14歳ですでに喫煙を開始しています。16歳で5割が常習化しています。喫煙者の8割は20歳未満で常習化しています。この結果から概算すると、熊本県では10万人の未成年者が喫煙している計算になります。
 くまもと禁煙推進フォーラムの会員がアンケートをした結果をみても、子供は小学校低学年(1・2年)から最初の喫煙を開始しています。
 子ども達の喫煙開始は、大人が考えるよりずっと低年齢です。未成年期に吸い始めたタバコが大人になってもやめられなくなっているのが喫煙の実態です。
(2)子どもがタバコを吸い始める環境因子
 子どもは生きている環境の影響を大きく受けます。大人への反抗心、強さへのあこがれ、大人へのあこがれ以外に、タバコが簡単に手に入ること、周囲が喫煙環境でタバコへの好奇心があること、喫煙する親のまね、兄弟が喫煙すること、友達が喫煙することなどの喫煙環境は、喫煙を開始しやすい環境です。喫煙を始める子供は「タバコとはどういうものか」、「喫煙のリスク」、「喫煙の依存性」といった知識は全くありません。知識が全くない依存性のある危険なものが子供の周りにたくさんあるのです。
 逆に、親の禁煙への態度、学校の禁煙への態度、健康へ及ぼす影響の知識、感覚的不快感は、タバコを吸い始めない力になります。この中で、感覚的不快感は喫煙を始めると消失します。

(3)親の喫煙への態度と子供の喫煙

(4)学校の禁煙への態度と子供の喫煙


2.なぜ人々はタバコを吸い続けるのか
  ニコチン依存症になるためと考えられます

3.禁煙のための環境とは

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