中毒情報を捜して
県立広島病院
麻酔・集中治療科
西岡憲吾
薬物中毒を始め、家庭製品の誤飲事故、自然毒による中毒、化学物質による災害などの場合、原因となった薬物や物質の情報や文献などを収集することは、事故を予防したり、治療を行ったり、二次災害を防ぐためにきわめて重要です。
最近は、このような中毒や誤嚥事故に関連する情報もインターネットでたくさん公開されています。こうした情報を、より簡単に、より効率的に収集できるようにこのページを作りました。原則としてこれらの情報は無料で公開されているものです。
【新着情報】久々に大幅追加しました。
【国内の情報源】
食品衛生の窓
東京都衛生局生活環境部食品保健課,東京都立衛生研究所残留農薬、より、食品添加物、キノコの話、カビとカビ毒、フグの話 寄生虫の話、間違えやすい有毒植物、ダイオキシン、内分泌かく乱化学物質、遺伝子組換え食品に関する情報提供。
Bungu Bunka
クレヨン、絵の具などの毒性、注意点などが紹介されています。
diagnosis on Web(Menu)
井原市医師会
、鳥越先生が公開されている病名思い出しツールのオンライン版です。症状、所見、検査所見などを選択することで、病名をリストアップしてくれます。中毒が疑わしいとき、診断がつかない場合、多くのヒントを教えてくれます。三好万季さんは、このツールを利用し和歌山毒物カレー事件の解決を試みようとしました。
Kanagawa Environmental Research Center Chemical
神奈川県環境科学センターの化学物質の物性、毒性等の基礎的な情報に関するデータベースインターネット対応版。化学物質、農薬などの情報があります。
厚生省ホームページ
最近は厚生省も様々な情報を公開するようになりました。
医薬品情報提供ホームページ
厚生省よりこのホームページでは、医療用医薬品の安全な使用に役立てていただくため、医師、歯科医師及び薬剤師を対象に医療用医薬品に関する最新の情報を提供しています。 医療用医薬品の添付文書情報、厚生省から出された安全性情報 (使用上の注意の改訂指示、医薬品等安全性情報 等)、 厚生省 製薬企業から出された安全性情報(緊急安全性情報)、副作用が疑われる症例報告に関する情報
化学物質総合データベース
医薬品等安全性関連情報
厚生省より緊急安全性情報(ドクターレター)、医薬品等安全性情報、使用上の注意の改訂情報、その他の情報提供。
日本中毒情報センターのホームページ
過去の受信状況、最新の中毒情報などが提供されてます。
中毒110番 電話サービスについて
(電話での問い合わせは有料です。)
中毒情報ネットワーク
広島大学法医学教室を中心に行われている登録制によるメーリングリスト形式で情報交換を行っています。法医学を初め、臨床から基礎にわたり、中毒に関心ある者が情報交換を行っており、これまでに行われてきた討論の内容が蓄積されており、登録者は閲覧可能です。また、日本語の中毒関連の文献や抄録(約1500件)の検索なども行えます。
大学医療情報ネットワークホームページ(UMIN)
では中毒情報の中で、山口大学医学部附属病院から提供されている「
中毒時の対応に関する情報
」として、各種化学物質による中毒の症状や治療法が解説されている。
「
中毒データベース検索システム
」中毒時の対応に関する情報を検索。医薬品に関する情報だけに留まらず、家庭用 品に至るまで身近なものに対し広範囲に網羅している。
国立医薬品食品衛生研究所
からは 化学物質、食品、環境等に関する情報 がHSEホームページ(Health, Safety and Environment)、で提供されている。その中では、医薬品に関する情報として、国立医薬品食品衛生研究所 化学物質情報部から
医薬品の情報
、が提供されており、関連サイトへのリンクも充実している。
家庭用品による事故(国立医薬品食品衛生研究所NIHS )
NIHS家庭用品(国立医薬品食品衛生研究所療品部第2室)からの情報
家庭用品による事故などに関する情報、注意などが掲載されています。
その他、NIHSからは
ICSC CARD
国際化学物質安全性カード(ICSC)−日本語版−
GINC Search
Global Information Network on Chemicals Searchで化学物質のオンライン検索ができます。英文のみ
「
とっくす 2、2
」パソコンを使って診療現場で中毒情報が迅速に入手できることを目的に作成された誤飲物質の毒性検索システム。
日本化学工業協会
化学製品情報データベース
製品データベース:化学関連企業が製造・輸入・販売する化学製品のデータベースです。 各製品の成分、組成、用途、危険有害性の分類、連絡先情報を提供しています。 製品名、成分名、CAS番号で検索できます。 また,物質データベースにリンクする事ができます。
物質データベース:化学製品の成分である化学物質のデータベースです。 行政機関、化学企業、化学品情報提供会社などの協力により各種の化学物質のデータを提供しています。
神奈川県環境科学センターの化学物質の物性、毒性等の基礎的な情報に関するデータベースインターネット対応
kis-net
、
ICSC CARD
国際化学物質安全性カード−日本語版−にもリンクしています。
薬剤情報データベース
京都府立医科大学 麻酔学教室からの提供
医薬品情報を商品名や薬品名で簡単に検索できるので、インターネットに接続してあれば、ちょっと調べるときにはとても便利です。商品名、薬剤名・効能、英字名のラジオボタンがあります。 それぞれ製剤の商品名、化学名、そして化学名の英字名での検索を行 います。
毒きのこデータベース
滋賀大学教育学部 横山和正先生(理科教育講座)提供
日本の代表的な毒きのことその毒成分(きのこ毒),ならびに,中毒症状について主に解説されています。
身近なカエル・ヘビ
自然環境教育センター発行の冊子「身近なカエル・ヘビ」(井上龍一著)をもとに作成しました。平地部で見られる主な種類の見分け方も簡単に載せています。マムシとヤマカガシの鑑別の参考に。
農薬データベース
京都大学農薬ゼミからの提供。 農薬の商品名を検索し、成分中の薬剤名(農林水産省 登録名)を表示します。 さらに、各薬剤の化学名、毒性、残留基準などの詳 細な情報を得ることができます。
薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ。」ホームページ
財団法人 麻薬・覚醒剤乱用防止センターからの情報で、薬物データベースが提供されています。
customs index
成田空港の税関からの情報。乱用薬物などの情報が掲載されています。
日本語中毒関連文献タイトル集
中毒情報、臨床麻酔、麻酔、救急医学などの雑誌から中毒関連の文献タイトルを収録しています。
goo
特殊な薬物、物質の検索には威力を発揮します。
例えば、「覚醒剤 中毒」や「タバコ 中毒」と入力して検索すれば、中毒関連情報をゲットできます。特殊なものは「サイアノックス」など製品名で検索してみましょう。
WWW日本語のサイト
WWW海外のサイト
日本語の人気サイト
ニュース・雑誌記事
書籍情報
企業情報
100語程度
タイトルのみ
すべての語を含む
いずれかの語を含む
_________
以下はWWW限定機能
フレーズ
人名
リンク先URL
Boolean
10件
25件
50件
75件
100件
その他の情報
中毒に関する情報ネットワーク
救急医療ジャーナル vol.6 (1), 17-20, 1998に掲載された、論文です。
大阪府立病院救急診療科#、(財)中毒情報センター*
吉岡敏治#*、黒木由美子*、池内尚司#、後藤京子*、窪田愛恵*
Case report(トラベルミン大量服用で誘発された 痙攣発作の1例)
光輝病院 脳神経外科 横山達智 先生からの報告です。
治療の際の情報収集に関しインターネットの有用性のコメントがあります。
中毒関連論文/発表・データベースの構築
1997年7月中毒学会での報告です。
メラトニン中毒の症例
1998年7月中毒学会での報告です。
【国外の情報源】
TOXNET Web Search
NMLより公開されているtoxicology, hazardous, chemicalsに関するデータベース検索が無料で行えます。最近、内容が大幅に改定されたようです。Medline、TOXLINも検索できます。
「
PubMed
」
医学関連の最も基本的な文献データベースである、米国国立医学図書館(NML)で作成されている「Medline」はPubMedとして、現在、無料で公開され、自由に検索が可能です。更に検索しやすい、
Internet Grateful Med
も無料で利用できるようになりました。
TOXLINE
210万件に及ぶ中毒関連の文献、抄録を収録したTOXILINEは「
Medscape
」という、医療情報提供システムにオンライン登録を行うことで無料で検索できます。
poison control center
米国では各地に中毒コントロールセンターが設置されており、多くの施設が中毒関連の情報を提供しています。
health.phillynews
Philadelphia Newspapers Inc. からは健康関連のニュース提供の中で、一般向けの中毒に関する注意や情報を掲載しています。
ChemFinder Searching
化学名で検索することで、その物質の情報だけでなく、オンライン上の300以上にのぼるデータベースを検索し表示する検索エンジンとして利用できます。ホームページのURLが変更になっています。
通常の検索システムでは「
Yahoo!
」が有用な情報源の検索が可能です。
本家のYahooです。関連施設、情報収集には一番です。
options
なお、このページに関する内容は、1998年4月の第45回日本麻酔学会(鹿児島)で発表sしました。
抄録を見る。
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