• TOP
  • 神経内科について
  • 研修・教育システム
  • 地図・交通情報
  • サイトマップ
東京大学医学部附属病院 神経内科

TOP  >  教授挨拶

教授挨拶

ご挨拶

東京大学医学部神経内科教授
戸田 達史

平成29年8月1日より,神経内科学教室を担当させていただいております.分野長として豊倉 康夫先生,萬年 徹先生,金澤 一郎先生,辻 省次先生が築かれました伝統ある教室をさらに発展させるべく努力して参りたいと思います.

神経内科の対象は,神経難病だけでなく,脳血管障害,認知症,てんかん,頭痛,しびれなど多岐にわたり,神経系の症状でファーストコンタクトをとる科として,進む高齢化社会の中でニーズがますます高まっています. 神経内科には2つの魅力があるように思います.1つは,古くは,問診とハンマーなどの理学的診察だけから,また近年はMRI,電気生理学検査なども組み合わせて,病変の部位は?疾患名は?治療は?と深く考えていく神経学的診察を駆使して,患者さんに最良の診療を実践することです.
もう1つは,今や神経内科は,難治性神経疾患や高次脳機能のメカニズムの解明といった脳科学の先端的な課題を担う科という側面も持ち,極めて多彩な広がりを見せていることです.ひと昔前,神経内科疾患は,多くが原因は不明であり,病気のメカニズムもきわめて難解で,攻略の糸口を見出しがたいものでした.しかし,過去30年間の分子遺伝学の進展により事態は一変し,多くの神経難病の病態が今まさに分子レベルで解明されつつあり,原因療法の開発まで進められているものもあります.すなわち従前の「なおらない」から「なおる神経内科」へ今後もどんどん変革しており,患者さんのために疾患を克服することが重要と考えられます.

私たちの教室の特徴は,いずれの魅力にもこたえることができることでしょう.初期研修の後に東大病院において,神経内科医として病棟での診療と,神経生理学の研修(病棟診療を離れてローテーションします),神経病理学の研修(病棟診療を離れてローテーションします),総合内科体制の中での診療,院内の全科からのコンサルテーション,救急部のローテーションなどの研修を統合した研修プログラムを提供し,さらに急性期疾患,あるいは慢性期疾患について,多くの症例の診療を実践できるよう関連病院での診療を組み合わせて,神経内科専門医の養成に相応しい診療内容を提供したいと考えています.

また研究面においては,神経疾患の解明,克服をめざした最先端の研究を幅広く推進していきたいと考えています.解明された病態機序に立脚した治療法の開発,病因が未解明の神経疾患の病因,病態機序の解明,臨床的諸課題に対する大規模な多施設共同研究の推進,などを重要な柱としていきたいと考えています.当教室で展開されています研究は多岐にわたり,分子遺伝学(疾患遺伝子研究,病態機序の解明,治療法の開発),分子薬理学,生化学,病理学,分子免疫学,神経生理学(臨床神経生理学,脳機能に関する実験生理学など),脳機能イメージングなど幅広い研究基盤の上に最先端の研究が展開されています.ベッドサイドで生じた疑問をベンチで研究し(from bedside to bench),ベンチで得られた成果をもとに治療をベッドサイドで実現させるよう(from bench to bedside),神経疾患の解明,克服をめざした最先端の研究を幅広く推進していきたいと考えています.そしてその成果を神経内科の診療に反映させ,高度先進医療として実現していくべく努力をしていきたいと思います.

このような理念を共有し,神経内科の診療,研究を大きく発展させていくことに共感していただく新進気鋭の諸君の参加を待っています.

  • 教授挨拶
  • 神経内科について
  • 診療時間・外来表
  • 特別外来の紹介
  • 研修・教育システム
  • 地図・交通情報
  • 研究室の紹介
  • 診断・治療に関する観察研究について

ページの上部へ戻る