スウェーデン日記

No.27 春の海へ

2002/04/21


ようやくストックホルムの気温も上がってきて、ちょっとどこかに出かけたくなる季節になりました。そこで、ストックホルム群島の南の方へちょっとした船旅に出かけることにしました。

電車でVastrahanningeまで行き、そこからバスに乗り換えArstabrygganというところまで行き、Utoというストックホルムの南にある小さな島に行くのWaxholmbolagetの定期船に乗り込みました。まだ風はちょっと冷たかったのですが、凪いだバルト海には春の陽光がさんさんと降り注いでいました。途中、船上から白鳥・ケワタガモ・鵜などのさまざまな水鳥を見ることができました。

光輝く水面

空も海も青い

30分ほど乗ると、UtoのGruvbygganという桟橋に船は到着しました。ここには、レストラン・ユースホステル・貸自転車・レンタルカヤックなどがあります。ちょっとカヤックを漕ぐには水温が低すぎるので、自転車を借りて島を見てまわることにしました。海岸の水は澄みきっており、夏に泳ぎに来たら気持ちよいだろうな、と思いました。

風車のある丘の上からの眺め

どことなく日本の海岸を思い起こさせる風景です

帰りはSaltsjobadenまで船に乗ることにし、2時間半ほど船のデッキに座っていました。途中の風景はどんどん変化していったので、最後まで見飽きることはありませんでした。たぶん、遠からぬうちにまた来ることになるだろう、と思いながら、船を下りた私でした。


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