Part 5 Midnight Sun(真夜中の太陽)
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1999年6月27日 0:00撮影 Sto*にて
北極圏では、夏至の前後の一定期間、日が沈みません。
写真は1999年6月27日0:00に撮影したものです。この時間帯、太陽は水平線近くをゆっくりと左から右に移動していきます。正午には太陽は南の空の高い位置にあり、周囲も非常に明るいのですが、この時間には太陽は北の空の低い位置にあり、夕焼けとも朝焼けともつかない独特の神秘的な雰囲気を醸し出します。
何日か滞在すると、24時間かけて太陽が自分の周りを一周していくのが本当によく分かります。私がはじめてこのことを経験したのは、2年前の1997年夏にトロムソに滞在したときのことでしたが、そのときの感動はいまだに忘れられません。
真夜中の太陽と、それが照らし出す景色の荘厳さは、この厳しい極北の地に住む人たちと、はるばるここまで来た旅人だけが味わえる特別なものです。ただ、もし真夜中の太陽を見に北極圏を訪れる場合は、少し日程に余裕を持たれる方がよいかもしれません。なぜなら、雨がふったり曇ったりすると、真夜中の太陽は見れませんから、、、、
注: * Stoのoはななめに/が入ったo()です。
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Last updated 1999/08/18
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