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宮城県公衆衛生学会
会長 小坂健

宮城県公衆衛生学会の会長を拝命いたしました小坂です。
 皆さま方におかれましては、平素より宮城県の公衆衛生向上のためご尽力賜り、誠にありがとうございます。
 AIやビッグデータ活用の推進など、我々の生活にも大きな影響を与えることが予想されています。また人生100年時代という言葉が叫ばれる中、我々自身も従来の健康やwellbeingについて見直すべき時期に来ていると言えるでしょう。
 宮城県におきましては男性の健康寿命は比較的長いことが示されていますが、高い喫煙率、飲酒及び歩行数が少ないことなどが示されております。疾病であれば他の都道府県に比べ脳卒中での死亡割合が高いことが分かっています。 なかなか我々の行動を変えることはたやすいことではありません。それは私自身が常日頃痛感していることでもあります。
 そのような中で単に保健セクターのみならず様々なセクター様々な多様な協働を通じて環境整備をしていくこと、いわゆる0次予防についてもこれから取り組んでいく必要があると思っています。微力ではありますが宮城県から何かしらの情報発信をしていければ良いと思っています。
 今後とも宮城県公衆衛生学会へのご理解とご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。