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大学院教育

【大学院教育について】

研究室の研究テーマに携わりながら、研究者としてのアイデンティティを形成し、大学院博士課程修了時には国際的に通用する能力を身につけることを全員が目指します。そのためには、与えられた課題を遂行して論文を作成するだけではなく、新しい課題を自ら見つけ、それを解く方法を考える力を養うことが大切です。

【研究テーマについて】

生命を維持するためには、体の構成成分を適切に合成するとともに、それらを適切に分解処理することも必要です。オートファジーは細胞質のタンパク質や小器官をリソソームに運んで分解する細胞機能です。最近の研究から、細胞の基本的な新陳代謝、不要物の除去、合成のための材料提供などのさまざまな役割をオートファジーは持っていることがわかってきました。またオートファジーに関わる分子群も急速に明らかにされ、オートファジーは、現在の生命科学の重要な分野に成長しつつあります。当分野では、オートファジーの分子メカニズムと生理学的役割について研究しています。具体的には、(1)オートファゴソーム形成やオートファゴソームとリソソームの融合機構の研究、(2)オートファゴソーム標識マウスやオートファジー遺伝子改変マウスを用いた生理学的解析、(3)アミノ酸や内分泌系によるオートファジーの制御機構の研究、(4)オートファジーの検出方法の開発を中心に行っています。いずれのテーマもまだわからないことの方が多く、必死に研究しているところです。

【実際の活動】

週1回(火曜日または水曜日):データ進捗状況報告(半数)、論文抄読会(1人)

週1回(抄読会前日夕方):Pre抄読会(大学院2年生まで+チューター1名)

約1ヶ月に1回:教授とのミーティング

半年に1回(4月と10月):学会形式の発表会(全員)

ミーティングでは英語を使用します。

いずれも見学を歓迎します。

【当研究室に(どちらかというと)向いている人】

新しいことを発見するということに、極度な不安をもたずに(*1)、楽しみをもって挑戦できる人。

得られたデータに一喜一憂せず、淡々と着実に研究を進められる人。

想像力と観察力を独立に持っている人。

細胞の中から、からだの隅々までのことに興味がある人。

日本語と英語で文章を書くこと(*2)が得意な人。

高校時代、数学と物理が得意だった人(*3)。

(*1) 慎重であることも重要なので、適度な不安はあってもよいです。

(*2) 話すことよりもとにかく書くこと。

(*3) 生物が苦手だったとしても気にする必要はありません。