[1 この通信網の目的]  シミュレーション教育に関連した情報を共有し、
 日本におけるシミュレーション教育の発展に寄与する。
[2 情報の内容]  役に立つ情報なら、ジャンルを問わない。  学会、研究会、講習会、研修会など企画の広報。 シミュレーション教育に関する自分の意見紹介。  気になる新製品の紹介。  役に立つウエブサイトの紹介 知っておきたい施設の紹介 参考になる本、論文の紹介  (注1)発信の内容に関する責任は、発信者にあります。 (注2)既発信の内容に関する異論、質問は 発信者個人に宛てて下さい。 (注3)同じ内容を、他のソースからの配信として       重複受診する場合も十分にあり得ます。 ご了承ください。
この通信網がカバーする範囲      医学、看護、薬学、情報工学、企業






[3 運営]  有志のボランチィアをベースとする。 特定の学会、企業との密接な関わりを避ける。  現在の世話役は、高橋優三(岐阜大)です。 連絡、問い合わせ先はyu3@gifu-u.ac.jp。      
[4 通信を受ける人]  希望者全員、制限なしを原則とします。    (1) 個人参加の受信希望者     世話役より、BCCで、受信します。     新たに個人受信を希望の場合には、         その旨メイルで、世話役にご連絡下さい。     受診停止の希望者は、世話役にメイルで連絡を下さい。 (2) 団体参加者      所属団体のMailing Listなどで受信します。     新たに団体参加を希望の場合には、           その旨メイルで、世話役にご連絡下さい。 (3) 下記通信員を経由して受信する人    丹羽雅之(岐阜大)    宇塚 聡 (日本歯科大)    徳永仁(九州保健福祉大)       協力員:大井一弥(鈴鹿医療科学大),村徳人(九州保健福祉大),大嶋繁(城西大)
   平井みどり(神戸大)
   阿部幸恵 (琉球大) 
   内藤知佐子(京都大)
     
   新たに通信員になることを希望の場合には、
          その旨メイルで、世話役にご連絡下さい。

   新たに受信の希望者は、個人的に親しい通信員にメイルで連絡を下さい。
    受診停止の希望者は、申し込んだ時の通信員にメイルで連絡を下さい。 



 
[5 発信する人、発信の方法]  この通信を受けている人が、情報の発信を出来ます。
 発信したい人は、まず世話役に、メイルで送信下さい。
 今現在の世話役は、高橋優三(岐阜大)yu3@gifu-u.ac.jpです。
 世話役は、発信が適切と判断した場合に、前記(1)(2)(3)の経路で配信いたします。

     

世話役へ、送っていただく通信文書の例
 この発信内容についてのお問い合わせは、○○○○、SIM@simsim.comへ。           

       配信したい内容


その通信文書は、下記のような体裁で、世話役から、通信員経由で全員に送られます。
これは、「シミュレーション通信網」からの連絡です。
(cross postingをお許し下さい)
この発信内容についてのお問い合わせは、○○○○、SIM@simsim.comへ。            


       配信したい内容




<<脚注>>
  「シミュレーション通信網」は、
  シミュレーション医療教育の情報を届けるのを目的として、
  ボランティアベースで運営されています。
  送信先は、個人参加、および下記のMLに参加の皆様です。

      資料 資料 資料 資料

[6 この通信網がカバーするシミュレーションの領域]
(およその目安)
 1応用工学
  シミュレーターの開発
  プラットフォーム的教材ソフト開発

  <具体的説明>
  新しいシミュレーターを開発する。
  シミュレーターは、パソコン主体、模型主体、その混合などを含む。
  技術としてVirtual RealityAugmented Reality、機械工学、材料工学などを利用する。

  何が課題か?
  開発すべき課題は無数にある。その中から、
       (needs)何が求められているのか?
       (seeds)何が技術的に可能なのか?(feasibility)
       その開発が妥当なのか?を考えて、優先すべき開発研究を推進する。


 2基礎教育学
  教育に関係する脳における認知、情報処理について
  プラットフォーム的な教育方法開発
  文化環境に合わせた最適教育

  教育とは、「他人の脳の中を間接的に操作する行為」とも言える。
    そのため、「ヒトがどのように外部情報を集め、情報処理しているのか?」
  を知ることは、教育の基本原理となる。
    このような基本原理と、学習心理学や教育実践のマネジメント技術を採用し、
  汎用性のあるパッケージとして纏め上げるのは価値がある。
  いわゆるInstructive Designはその代表例であるが、
  これに類する開発研究は数多くあるはずである。
    また、汎用性とは逆に、特殊性に関する研究も存在するはずである。
  つまり人は社会的な存在であり、
  育った文化環境に決定的に影響されて育っている。
  したがって、これを利用して教育方法を構築すべきであり、
  それぞれの国・それぞれの文化における最適な教育方法を模索すべきである。

 3応用教育学
  応用工学、基礎教育学などに基づくカリキュラム開発

  <具体的説明>
  シミュレーションで人を育てるのに最適なカリキュラムを試作し、実践し、
  その効果を検証する必要がある。
  たとえて言うならば、シェフがメニューを考え、客に料理を提供し、
  食後「どうでしたか?」と客のテーブルに足を運ぶ行為である。

 4普及への創意工夫
  講習会の開催を成功させるノウハウ
 
  <具体的説明>
  高級レストランの食事を賄うのと、ファーストフードを全国展開する食事を賄うのでは、
  求められる腕が異なる。
  それと同じく、自分の裁量下で小規模に行うシミュレーション教育が上手く出来ても、
  それをそのまま大規模に行うと失敗する。運営に創意工夫が必要である。
    せっかくのシミュレーション教育研究も、「普及」が無いと社会的な支持が得られ難く、
  その後の発展に展望が開けなくなる。この「普及への創意工夫」は、
  もっともシミュレーション学から遠いが、
  シミュレーション学が長年にわたって継続する足元になっている。

 専門医の技術練磨
  忠実度の高いシミュレーターや動物の体を用いて、実際の医療手技に近い状態を再現し、
  即使える技術を向上させる。          
 受講対象
  医師、歯科医師、看護師など医療職で、特定の医療技術を得たい人
 医療安全訓練
  現在のシミュレーションでは、再現できることに限界があり、
  すべての面で効果を期待するのは不可能である。 
  しかし、教育目的さえ絞ると、大きな効果が得られる。
  医療安全は、講義やビデオで教え込むより、シミュレーションで行うのが効果的であり、
  この訓練は大きな支持を得ている。

 受講対象
  医師、歯科医師、看護師など医療職全員

 チーム医療訓練
  医療安全訓練と同じくシミュレーションの応用分野として、大きな支持を得ている。
    医師、看護師だけでなく、すべての職種が関係した訓練として、
  シミュレーションは最適な方法である。
 受講対象
  医師、看護師など医療職全員

 学部の専門教育
  医学部、歯学部、看護などの学部教育で行う。
    シミュレーション教育は歯学部、看護などの分野で伝統的に行われて来たため、
  技術取得を目指した正式のカリキュラムの一部になっている場合が多い。
  その意味では、その科の導入が容易である。
    医学部医学科の場合は、
  科学である学問別のカリキュラム(縦糸)で行われているのが普通であり、
  そこに多学問をまたぐ統合カリキュラム(横糸)であるシミュレーション教育が入り込むのは、
  若干の無理がある。
  教えるメニューが○○科の中だけで収まっている場合には、歯科や看護と同様に容易である。
  しかし、複数の科にまたがっている場合には、それぞれの科が、
  シミュレーション教育に合わせたカリキュラム日程を
  新たに組む必要があるため、大きな困難を伴う。

 学部の専門教養
  現実の世の中で薬剤師が医師として医行為を行うことは無い。
  しかし、薬剤師が医師の職務内容の知識と技術を持っている事は、
  本来の業務の遂行にとても役に立つし、
  そもそも学習の意義尾の理解に役立つしモチベーションの向上に役に立つ。
  それゆえ、薬剤教育の中に救急蘇生のシミュレーション教育を取り入れることは、
  専門教養という意義がある。
    同様の事は、他の職種についても言える。シミュレーションの世界での教育は、
  医療職全体のレベルアップにつながる。

 Teacher's Training
  自分が理解している事を他人に教えるのは、容易ではない。
  ツがあり、自分なりの工夫も必要である。
  この訓練はTeachers Trainingと呼ばれているが、
  この場としてシミュレーションは、最適である。

 OSCE
  技能を評価する方法として、OSCEは有力な方法の一つである。
  シミュレーションの中で、「評価」の側面だけを抽出したのが、OSCEであろう。

 市民への医療啓蒙
   BLS AEDなどの技術訓練。

[7 有用なウエブサイトへのリンク]
 (追加がございましたら、世話役に連絡ください。原則、掲載します)

[8 有用な本、文の紹介]
 (追加がございましたら、世話役に連絡ください。原則、掲載します)