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Grizzlyに襲われたら



大型のクマのGrizzlyに襲われたら、無事に逃げることは難しい。 しかし樹に攀じ登って逃げ果せた登山家もいます。私は2014年夏の国際認定山岳医の講習会で同席したMihara先生から当時の経験談を聞かせてもらいました。

私がカナダ留学中のニュースとして、「Calgary大学医学部の学生が、ロッキーの山中でゴミ拾いのボランティア作業の休憩中に背後から襲われて、後頭部の頭蓋骨骨折の重症を負ってFoothills Hospital(Calgary大学付属病院)のヘリ搬送された事件」が印象に残っています。私はそのヘリが大学病に到着する状景を、偶然にも私の家内が二女の出産でFoothills Hospitalに入院中に部屋の窓から眺めていました。その事実関係を当時のCalgary Herald新聞の報道で後から知りました。イギリスから新婚旅行でカナダ旅行に来ていた夫婦がジャスパー国立公園で襲われて、その夫がGrizzlyと闘っている間に奥様を逃がすことができたけれども、夫はかみ殺された、というニュースもありました。1995年8月に、私たち家族がLake Louiseのキャンプ場で楽しい時間を過ごした翌月9月のシーズンオフに、私たちとほとんど同じ場所でキャンプを楽しんでいた女性がGrizzlyに襲われて死亡した事件もありました。Grizzlyから逃げようとしても簡単に逃げれるものではありません。Calgary Herald新聞によれば、カナダのBanff国立公園の入り口にあるCanmoreとう街に住んでいたIsabelle Dubeという女性はゴルフコースでGrizzlyに襲われて、木を攀じ登ろうとしました。しかし逃げ切れずに体重90 kgのGrizzlyに殺されました。 Canmore's Isabelle Dube, who chose to climb a tree in an attempt to escape a bear attack, was killed by a 90-kilogram grizzly bear in June 2005 near the SilverTip Golf Course in Canmore. Mihara先生らは必死に樹を25 mも攀じ登って難を逃れることができたのは、本格的なクライマーだから達成できた特別な事例で、とても貴重な体験談だと思います。

資料: Calgary Helardに掲載された新聞記事
2014年8月27日
三浦 裕
名古屋市立大学大学院医学研究科分子神経生物学准教授
愛知県山岳連盟所属 社会人山岳会 チーム猫屋敷


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(Last modification, August 21, 2014)