
ご挨拶

公益社団法人日本助産師会
会長 島田 真理恵
2023年5月26日(金)・27日(土)に2023年度公益社団法人日本助産師会第96回通常総会・第79回日本助産師学会を開催いたします。
本年度は、総会を会場での対面開催、学会をオンライン開催といたします。総会は、公益社団法人として重要な会です。代議員の方々は都道府県会員の皆様の代表として一堂に会していただくことが必要と考え、このような形式といたしました。残念ながら懇親会は見合わせますが、東京の地で代議員の方々と受賞される諸先輩方の功績を称えるとともに本会の活動の在り方について考え、意見交換する機会とさせていただきたいと存じます。
今回の学会は、田口眞弓副会長が学術集会長を務め、テーマを「『助産師と産む、その真髄』それぞれが助産を問う」とし、助産師ならではの分娩期のケアの重要性を再認識することはもとより、社会学・生命科学の分野から「産む」ということを考える機会を皆様に提供するプログラムとなっています。今回もオンラインでの開催となりますが、多くの方々のご参加を期待しております。
コロナ禍は依然続いていますが人々の生活様式も変化し、新たな時代を迎えようとしています。変化していく社会に対応しながらも「すべての女性に助産師のケアを」の理念の実現に向けて、母子保健ならびにウィメンズヘルスケアの向上に寄与できるよう、ともに歩んでまいりましょう。

第79回日本助産師学会
学術集会長 田口 眞弓
第79回日本助産師学会のテーマは「助産師と産む、その真髄」、副題として、それぞれが助産を問うです。
現在、社会では新型コロナウイルス感染拡大の影響が続くだけではなく、政治や経済、人権問題、自然環境にかかわる多くの困難に直面しています。母子や女性を取り巻く環境においても、妊娠・子育ての孤立、虐待やDV、性犯罪、子どもたちの貧困など解決すべき問題は山積みです。このような状況下で、私たちは助産師としての役割をどのように果たしていけるのか。いま改めて広い視野を持って助産を見つめなおし、考えていく必要があると思います。
今回は、各分野の先生方より社会学と生命科学というそれぞれ異なる視点から助産を捉えた教育講演を行っていただきます。リレートークと座談会では、先代助産師の真髄と技を受け継いできた助産所の院長の皆様が大切にしているマインドや、これから挑戦をしていく若手助産師の皆様の取り組みにぜひ触れてみて下さい。さらに、現代の多様化するお産のあり方を学ぶ機会や、日々のケアに役立つ技術や対策を学ぶ講演も予定しています。
本学会を通じ、一人ひとりが自己の専門分野における助産のあり方を問い、より一層のご活躍へと繋がる機会となりますことを願っております。また、日々の実践報告や研究成果の発表の場としても活用いただき、ポスター発表や演題登録をお願い申し上げます。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。