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私たちのからだには外部からの細菌やウイルスなどを攻撃する「免疫細胞」が存在していますが、免疫細胞は決して自分自身の細胞や組織を攻撃することはありません。ところが、免疫細胞に異常が生じ、自分自身の細胞や組織を攻撃してしまう難病が「自己免疫疾患」です。



様々な臓器(関節、膵臓、唾液腺など)がこの病気の標的となってしまいますが、なぜその臓器が攻撃を受けるのかは分かっていません。この研究では、特定の臓器に発症する自己免疫疾患の謎を目で見える手法で解き明かし、新しい治療法の開発を目指します。




これまで自己免疫疾患には様々な原因が報告されていますが、病気が起こり始めてから症状として現れるまでの詳しい仕組みはわかっていません。この研究は、自己免疫疾患の発症する仕組みを目で確認できる技術を確立して、治療のタイミングや効果を判定し、適切に治療する方法の開発を目指す画期的なプロジェクトです。


現在、日本には様々な自己免疫疾患で数百万人の患者さんが苦しんでいますが、この病気を根本的に治す方法はなく、症状を取り除く治療法が中心です。この研究を進めることによって、病気の原因を取り除く治療法の確立が期待でき、多くの患者さんの健康を取り戻せる可能性があります。また、この研究は感染症やがんなど他の病気にも応用が十分可能です。


徳島大学は生命科学を基盤とした総合大学です。若手研究者が力を合わせて「病い」の本質の解明を目指し、得られた研究成果を徳島大学から世界に向けて発信します。