保健医療社会学論集  
第15巻2号 2005


特集 第30回大会(2004年度)

記念講演

競争社会から協力社会へ
  −日本保健医療社会学会に期待する−・・・・・・・・・・神野直彦

大会長講演

薬害・難病・脂質栄養問題研究を通じて
    21世紀の保健・医療・福祉を考える・・・・・・・・・片平洌彦

シンポジウム「保健医療社会学と社会福祉学」

 社会福祉学と保健医療−公的扶助を中心に−・・・・・・・・大友信勝

 保健医療と社会福祉、およびその共通性
     −ホームレス健康調査から考える− ・・・・・・・・黒田研二

 保健・医療・看護・社会福祉の統合の課題
     −地域保健(医療)福祉学の構築に向けて−・・・・牧野忠康

リレー講演「日本における保健医療社会学の歴史と展望」

 日本における保健医療社会学の歴史と展望
  −保健医療社会学事始:1960年前後を中心に−・・・・・・姉崎正平

 医師を研究すること・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北原龍二

 日本保健医療社会学会に期待する・・・・・・・・・・・・・籏野脩一

原著

心理士の自己コントロール・・・・・・・・・・・・・・・・・中川輝彦

母体血清マーカー検査の受検と決定要因・・・・・・・・・・・菅野摂子

「子と自分のバランスをとる」
 −重症心身障害児の母親の意識変容の契機とメカニズム−・・・ 中川薫

研究ノート

医療技術の進展に伴う社会福祉の役割・機能・・・・・・・・・・結城康博

いちばん大切なものとしての、および注意しているものとしての健康
   −戦後日本の健康至上主義−・・・多田敦士、玉木拓郎、黒田浩一郎

書評

三井さよ著『ケアの社会学−臨床現場との対話』・・・・・・・・新田雅子