大会プログラム

大会テーマ:「問題経験のナラティヴをきく」



シンポジウム「〈薬害〉のナラティヴ―その共有と継承」

報告者:
  • 「薬禍の風霜」
    増山ゆかり(公益財団法人いしずえ(サリドマイド福祉センター))
  • 「〈薬害〉経験伝承のための医療社会学的検討」
    本郷正武(和歌山県立医科大学)
  • 「『薬害を防ぐ社会』へ繋ぐ薬害教育」
    望月眞弓(慶應義塾大学薬学部)
討論者:
大西赤人(むさしのヘモフィリア友の会)
伊藤美樹子(大阪大学)
司会者:
山田富秋(松山大学)

(以上、敬称略)

趣旨:
 メインテーマに即して、集合的・歴史的な問題経験として〈薬害〉問題の経験について考えます。裁判の和解から41年経ったサリドマイド事件、同20年の薬害HIV事件を具体的なトピックとして取り上げ、当事者の声や研究者のナラティヴを通して、一般に報道され裁判闘争で語られてきた単純な「加害-被害」図式とは異なる多様な声や視点を知り、現在も継続する〈薬害〉問題について、その経験の共有をこころみます。また、〈薬害〉問題の経験を継承するための取り組みとしての「薬害教育」の現状と課題について考えます。なお、「〈薬害〉」表記については、シンポジウム当日にも言及されることになると思いますが、「薬害」概念が自明なものではないこと、その検討が必要であることを示しています。

教育講演「薬害エイズの教訓から考える」

花井十伍(大阪HIV薬害訴訟原告団 代表)

趣旨:
 大会テーマ、シンポジウムテーマと連動して、薬害によってHIVに感染した血友病者に登壇していただくことにしました。ご自身の人生についての具体的な語りをきくことで、まずは、「事件」をご存じでない方には「被害」を知り、ご存じの方には「被害」を人生に織り込んだ当事者を知っていただく機会としたいと思います。哲学や社会学にも造詣の深い花井氏のナラティヴがどのように展開されるのかにも、ぜひ注目していただきたいと思います。

ラウンドテーブルディスカッション

  • 地域包括ケアシステムの機能向上モデルの検討―保健師活用モデルを手掛かりとして―
    (第1日目:5月14日(土) 12:30~14:30 会場7・7階中会議室)
    企画者:
    友松郁子(ヘルスケア戦略コンサルタント)
  • 問題経験の語りと専門的知識
    (第1日目:5月14日(土) 12:30~14:30 会場8・8階大会議室A)
    企画者・話題提供者:
    前田泰樹(東海大学)
    企画者・司会者:
    酒井泰斗(無所属)
  • 「問題経験のナラティヴをきく」話し合いの仕組み―ナラティヴなグループアプローチによる「問題経験のきき方」―
    (第2日目:5月15日(日) 9:50~11:50 会場5・5605教室)
    企画者:
    田代 順(山梨英和大学)
  • 21世紀の新たな健康観と健康社会学を論じよう
    (第2日目:5月15日(日) 9:50~11:50 会場6・5606教室)
    企画者:
    朝倉隆司(東京学芸大学)
  • 〈患者視点〉の今日的課題―問題の所在、理論の再構築、臨床への活用―
    (第2日目:5月15日(日) 9:50~11:50 会場7・7階中会議室)
    企画者・司会者:
    松繁卓哉(国立保健医療科学院)
  • ケア実践をめぐる相互行為分析の射程と可能性
    (第2日目:5月15日(日) 14:15~16:15 会場5・5605教室)
    企画者・司会者:
    秋谷直矩(山口大学)
  • 問題経験としての“病い”への接近と理解の可能性
    (第2日目:5月15日(日) 14:15~16:15 会場6・5606教室)
    企画者:
    齋藤貴子1・細野知子1・田代幸子1(首都大学東京人間健康科学研究科看護科学域博士後期課程1
  • 「臨床の語彙」を求めて―患者の真意を伝える言葉の在処―
    (第2日目:5月15日(日) 14:15~16:15 会場7・7階中会議室)
    企画者:
    細田満和子(星槎大学)
  • 改めて看護師の専門職性と責任を問う―特定行為は、看護師の専門職性と責任に何をもたらすのか―
    (第2日目:5月15日(日) 14:15~16:15 会場8・8階大会議室A)
    企画者:
    朝倉京子(東北大学大学院医学系研究科)

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