ハノイの生薬街(2001年9月7日16:00頃撮影)
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 私が宿泊したのはハノイ旧市街の下町で、付近は通りごとに違う専門店街となっている。この専門店街をベトナム語でHangといい、中国語の行(中国語でも発音はhang)に由来する。日本語になっている銀行もそうだ。ホテルから歩いて4、5分のPho Lam Ongという下写真の通りは生薬街だった。なお写真中央の手押し車と女性は夕方に回ってくるゴミ収集で、カンカンカンと鐘を鳴らしてくる。

 左写真の上に吊してあるのは霊芝。栽培品と思うが、どの店でも傘の直径が皆20cm前後で大きい。また左右写真の瓶詰めは自家製らしき蛇酒。瓶の大きさに合わせた蛇が中に漬けてあり、見るとコブラのようなので、中瓶を一本買ったら3万ドン(約300円)だった。店先には右写真のように各種生薬や製剤が並べてあり、生薬は甘草・紅参・桂皮が多かったが、いずれも上品質ではなかった。

 調剤専門の店もあり、様子を拝見させていただいた。中国とほぼ同じ雰囲気の調剤で、分量はやや少な目に思えたが、もちろん日本より多い。また中国で「坐堂医」という、薬店で診察する医者のいる店が2軒ほどあり、この日は撮影できなかったが、脈診・問診の雰囲気は上海の薬店で見たのと似ていた。