ソウル大ゲストハウス・レストランの海鮮鍋定食(2003年2月14日夕食)
8000won(約800円)
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 これはソウルに12日夜中に着いてまだ2回目の14日の夕食。宿泊のソウル大ゲストハウスは山奥にあり、付近に何もない宿舎ゆえ町中に出る気力もなく、昨晩に続いてゲストハウスのレストランで食事した。ここの一人で食べきれる韓国定食は毎日同じ3種しかなく、数日で飽きたが、外に出るのが面倒な時はここしかない。昨晩はメニュー(写真と値段だけ理解可能)の最初にあるのを注文したら、ビビンパ(ップ)だった。今晩はメニューの第2番(8000won、約800円)にしてみた。
 左写真左のように、最初に小鉢に入った野菜料理が出て来るのは昨晩同様。上左は春菊おひたしのごま油あえ、上右は白菜キムチ、下左は大根キムチのカクテキ、下右は椎茸とタマネギの塩ゴマ和え物。いずれも上品な味付けで、高いだけあって、ここのキムチは発酵具合がよく、学食の「キムチの素」和えのようなのより、数段美味しいことが後で徐々に分かった。さらに大体これが普通の食堂のスタイルで、学食や大衆食堂では各テーブルに白菜キムチが大鉢等に盛ってあり、食べ放題になっているのも分かった。

 さて出てきた主菜は下写真のグツグツ煮立つ石鍋に入った料理で、食べてみると魚介類をたくさん使った豪華で辛い海鮮鍋だった。食後にレジで料理名を訊くとヘムルタンとのこと。具はエビ・カキ・イカなどの各種海産物とネギ・ハクサイなど野菜だったが、小指の頭ほど小さいホヤ(だぶん)も入っていたのは、初体験で面白かった。味付けはメインに味噌を使用しているのは分かったが、他に生唐辛子以外の何を使用しているかは不明だった。
 なおご飯は日本の小さな茶碗ほどの量(どこも似たような量)で、足りないのでお代わりしたが無料だった。ご飯ばかりか、おかずもお代わりできる学食もあって驚いているが、これは韓国の一般形式なのだろうか。