教授になって嬉しかったこと

高い倍率(名目倍率50倍、実質倍率28倍)を突破して国立大学医学部に入って、何が嬉しかったかって、初めて堂々と受験戦争とやらを批判できたことだ。

医者になって、何が嬉しかったかって、初めて堂々と医者を批判できたことだ。

厚労省に入って、何が嬉しかったって、初めて堂々と厚労省を批判できたことだ。

教授になって、何が嬉しかったって、初めて堂々と教授会を発達障害集団面接会と表現できたことだ。

おっと、おあいにくさま。教授にならないと、教授を批判する資格はない なあんて、言っているわけじゃないからね。批判するのは誰でも自由にすればいい。私が言いたいのは、批判による歪んだ鬱憤晴らしみたいな、低俗な楽しみじゃない。「発見の喜び」だ。だから、下記のような「発見の喜び」もあるってわけ。

秩父学園に勤めて、何が嬉しかったって、初めて自分が発達障害者だってわかったことだ。

生きていて、何が嬉しかったって、自分が不完全な死体だってわかったってことだ。

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