大本営の気持ち

大本営から天下りした骨髄移植推進財団の常務理事兼事務局長が典型的なセクハラじいさんだという,まことしやかな情報が,あるメーリングリストに流れたことを受けて:

> 某MLに流れた記事です。これが「大本営流」ですかね。

ごみをどこに捨てるかという問題ですね。どこの組織でもごみは出ます。大本営に限ったことではない。どこかの病院でも、医療事故が白衣を着ているような,性質の悪いごみが院内を闊歩しているでしょう。だから大本営だけを非難しないでね。

それに,大本営のごみ捨ては,民間と比べて大変苦労するのです.民間会社のごみ処理法は簡単です。クビにします。クビにした後は知ったこっちゃない。自分の家のごみを道路に捨てるようなもんです.

しかし、公務員はクビにできない。役所はごみを道路に出して澄ましているようなわけにはいかないのです.そうなると、ごみの捨場が問題になります。役所といってもいろいろありますが,本丸という、リスクの大きい仕事ばかりかかえている場所でごみを抱えていると、行政事故のリスクも高くなる。事故が起これば、役人も国民も被害を受けます。

そうなると、本丸の人間は、どう考えるか。なるべく大きな事故がおきそうもないと思われるところ、本丸の外の出城の閑職や、文句が出にくい弱いところ、許認可業務を握っている外郭団体に出すことを考えます。それが某独立行政法人だったり、某骨髄移植推進財団だったりするわけです。

独法化/民営化したから、晴れてごみが外に出せると思ったら大間違い、逆に天から降ってくるんだからたまったもんじゃねえや。天下り先というのは随分と優雅な言い方で、実態は廃棄物処理場なのです。そんな都合のいいゴミ捨て場が、自分の職場にも欲しいと思いませんか?ねっ、大本営の気持ちがわかるでしょう。

参考文献→消え行くごみ箱

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