診療に対する偽計業務妨害

この「海外移植アドバイザー」とやらは,「万波先生にお願いしてあるから」と嘘をついて,万波先生がいつも診療している患者さんの診療を妨害しています.ネットの書き込みでさえ立件されるのです.それに比べてこの事例は偽計で商売しているんですから,はるかに悪質です.「泣き寝入り」する必要はありません.こういう時こそ警察を使いましょう.
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パキスタンで邦人4人移植違法売買の腎臓使用か1人重篤、東京の業者仲介厚労省が対応検討へ 共同通信2019年8月21日
移植を受けた患者や家族によると、仲介を依頼した都内の業者は「海外移植アドバイザー」と称して中国やフィリピンなどで400人以上の患者をサポートしたとウェブサイトで宣伝している。
東海地方に住む60代男性は費用として、約1千万円を支払った。ドナーへの謝礼も含まれていると伝えられた。当初の行き先はカンボジアだったが中止になり、2月にパキスタンで腎臓を移植。民家を改装したような建物で手術を受け、医師とは一度も会わなかった。
西日本の50代男性も同様の施設に滞在。2月に移植を受けたが、拒絶反応が起きたため摘出した。帰国すると傷口が膿んで、体がほとんど動かせなくなっていた。
いずれの患者も帰国後は、腎臓移植手術の経験が多い、愛媛県にある宇和島徳洲会病院の万波誠(まんなみ・まこと)医師に診療してもらうよう伝えられており、実際に訪れた。しかし万波医師は「業者とは面識はない。患者が来たから受け入れたが、勝手に名前を使われて許せない」と憤る。これまでパキスタンから帰国した計4人が来院したという。
(記事抜粋)
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