Glycation gapを巡って

アメリカ糖尿病学会のHPでは,HbA1cから測定前2ヶ月間の平均血糖値(eAG: estimated average glucose)が算出できるようになっている(eAG/A1C Conversion Calculator).算出する式は至極簡単.28.7 X A1C – 46.7 = eAG しかし,この式はおとぎ話に過ぎない.考えてみるがいい.どんな検査値の組み合わせであれ,それがASTとALTの組み合わせであっても,全て直線の上に乗ることなどあり得ない.ましてや片や糖化タンパク,片や血糖である.ばらつきがあるのは当然だ.実際にこのADAのホームページで引用されている,ADAの学会誌であるDiabetes Care掲載論文(Diabetes Care 2008;31:1-6)の図1は見事なばらつきを示している.そして表2には

では,専門医達はこの事実を全く知らないのだろうか,あるいは知りながらも,彼らの中だけで,秘密にしていたのだろうか?その謎を解く鍵は,彼らの診療経験にあるはずだが,どういうわけか,

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