意気地無し

銭勘定しか能がないくせに,支払基金は何を偉そうに55年通知に基づく学会の要望を認めないのか?

学会も意気地が無い。本当に適応外使用の学問的根拠に自信があるのなら,審査管理課やPMDAに泣きつくようなみっともない真似は止めて,堂々と支払基金と交渉すればいいだけだ。なのに、なぜ、銭勘定しか能のない連中を恐れるのか?一体何のための学会か?

全く同じ事が医師会にも言える。自分たちがプロフェッショナルだと自認して、診療の裁量権とやらを振りかざすのならば、なぜ保険病名なんて姑息な隠れ蓑を使って支払基金からこそこそ逃げ回るのか?

そもそも、患者団体が交渉できるのに、学会が、医師会が、なぜできない?

70患者団体が適応外医薬品への保険支払い検討求め要望書
 

 70の患者団体が連名で13日、がんの適応外医薬品への保険支払いを認める方向で検討するよう求める要望書を、厚生労働大臣など宛に提出した。適応外使用の問題を巡っては、かつて日本医師会の力が強かった時代に、医師の臨床上の判断を尊重し支払いを認めるとした『55年通知』が厚生省から出されているが、最近では有名無実化しつつある。代わって今年から『医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議』が設置され、適応拡大後の保険適応という手続きの、時間や費用のかかる道へ誘導されている。(川口恭)

「適応外医薬品の保険支払いの早期検討に関する要望書」について

患者団体がこれだけできるってことは、55年通知なんか要らねえんだよ。自分たちが正しいと信じることを堂々と主張すればいいだけじゃねえか。

銭勘定しか能がない連中と交渉する意気地もねえくせに、役所と会社に向かってだけは空威張り。みっともねえと思わねえのか。ヘタレども。

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審査支払機関の在り方に関する検討会
「保険診療ルールと診療現場には大きな乖離あり」◆Vol.4
山口・虎の門病院院長、ルールの公開、学会等との協議の場の設置を要望
m3.com 2010年6月25日 橋本佳子(m3.com編集長)

医薬品の適応外使用を認める根拠となる、昭和55年の当時の厚生省保険局長による「55年通知」にも言及、「学会等の働きかけにより、ようやく支払基金も審査情報提供検討委員会で、『55年通知』について検討するようになった。しかし、学会が公知だとして要望しても、実際に認められたのは、2007年は553事例中47事例で8.5%、2009年は826事例中33事例、4%にすぎない。学会は根拠を持って要望しているのになぜ認められないのか理由を示してほしい」(適応外使用として認められる薬剤は、支払基金のホームページに掲載)。
また、「診療ガイドラインに対する誤解があるのではないか。ガイドラインはエビデンスに基づいた標準的治療法を提供しているが、それ以外の方法を禁止しているわけではない。しかし、診療報酬上には、『ガイドラインにそった医療』を要件にしている点数がある。これはガイドラインをよく知らない人が作成した要件ではないか。療養担当規則や薬剤の効能・効果、あるいは診療ガイドラインは、現在のあるべき適切な医療を必ずしも示しているわけではない」と山口氏は指摘。
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