新聞電子版の意義

本当にその記事のコンテンツを必要が自分にとって必要であると認めている人間は,圧倒的に電子版の方を選択する.それが本・週刊誌と,新聞と決定的な差である.過去の記事の検索(そもそもほとんどの日本の新聞が,長くても2-3年で過去の記事購読を不可能にしている時点でお話にならないのだが)にせよ,クリッピングにせよ,引用にせよ,実質的に紙媒体では不可能な行動は,その記事に価値を見出すからこそ行うわけだから,紙媒体のみの新聞購読者は端から新聞を見捨てていることになる.アジアの辺境国でいまだに維持されている宅配制度で紙媒体を購読している「読者」は本当の意味での支持者ではない.金の切れ目,住まいの切れ目,命の切れ目で,そのお付き合いは即終了する.
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米経済紙WSJ、欧州・アジアで紙媒体の発行中止  日経 2017/9/29 6:40
【ニューヨーク=清水石珠実】米有力経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が紙媒体の「アジア版」「欧州版」の発行をやめることが分かった。WSJ(電子版)が28日報じた。紙媒体の広告収入が大幅に縮小するなか、読者を増やしている電子版に経営資源を集約することで経営の効率化を図る。欧州版は29日付が最後の発行になるという。アジア版の最終発行日は10月以降になる見通し。欧州版とアジア版の代わりに、今後は東京などの一部の都市では米国版を販売する計画という。アジア版は1976年、欧州版は1983年に発刊された。該当地域で紙媒体専属で印刷などに関わっていた社員は配置換えになる予定。記者など支局員は電子版など別のWSJ媒体のコンテンツ製作にあたるため特に変更はない。WSJは新聞・出版大手ニューズ・コーポレーション傘下の新聞。
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