三瀬診療所での実習を終えて
佐賀大学医学部6年 外山由貴
5月の中旬の一週間、地域医療実習の一環として三瀬診療所にて実習をさせていただきました。
たくさんの自然にかこまれて、田植え直後の規模は小さいながらも、独特の曲線を持った田んぼはきれいで、また、そば、豆腐、鶏などグルメにも恵まれ、1週間でしたが随分満喫することができました。
三瀬診療所では基本的に外来の見学をさせていただいたのですが、多くの患者さんが血圧の異常があったこともあり、血圧測定が私の仕事となりました。また、本当に雰囲気のいい診療所で、皆おおらかでやさしく、患者さんの呼び入れでも私がスタッフだったらこんな風に呼ぶ、といった具合に私の心まで穏やかになった気がします。
偶然出席させてもらった、住民対策会議では白浜先生だけでなく、介護師、ケア施設の人等々、町の医療に関わる人が集まり、問題を持つ患者さんについてどうしたらよいか話し合っていらっしゃいました。住民ほとんど全員の顔を把握しているだけじゃなく、その家族構成、家庭環境を分かった上での医療サービスを選択している、この規模の地域の医療サービスとしてはこれ以上のものはないと思いました。
以前三瀬が高齢者のワクチン接種に対して行政が補助を出していくモデルケースとなったと聞きましたが、この医療体制が地域にどんどん広まることで、住みよい田舎というイメージがどんどん広まっていけば過疎対策にもなると思うし、いきいきとした「三瀬村」のような地域が増えることにもつながります。私もそうなっていって欲しいと思います。
刺激を受けることが沢山で、都市部の医療だけでは考えられないことを考えるきっかけになりました。お世話になりました白浜先生をはじめ、スタッフの皆様方そして私を心温かく迎えてくださった三瀬の皆様全員にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。