診療所実習の感想 田中麻里子


 高血圧、糖尿病や腰痛症等の定期が依頼フォローを通じて、患者さん自身の疾患よりもむしろ生活背景や家族の状態の情報を得ることが多く、そのようなことを踏まえて診ていくかかりつけ医の意義を理解した。
 診療所だけでなく、シルバーケアや訪問看護ステーションでの研修があったため、それぞれの職種やサービスの実際を知り、介護保健の認識が深まった。(実際は、ほとんどこれまで知識がなかった)また診療所の医療と介護との連携の場を見ることができた。
 在宅で終末期を迎えている一人の患者さんを通して、地域で在宅で最期を送ることについての医療と介護それぞれの視点での問題点を学んだ。
 三瀬診療所は佐賀市内の診療所と比べると、地理的にある程度閉鎖しているので、医療、介護、福祉を総合的に捉える上で、「地域医療」の研修の場として非常に適していた。またシルバーケアでの研修や玄海島の診療所へ行く機会など、三瀬診療所だけでなく自由度が高かった点がよかった。
 地域レベルで対応する疾患や、そうでない疾患を学びたかったが、皮膚疾患や小外科処置(トゲが刺さった、手を切った、はさんだetc)が意外に多く、大学の外来では出くわさない内容を経験できて良かった。また治療の選択においても、診療所では設備やスタッフを踏まえ、速効性よりも安全性が基準になるということも学べた。