三瀬診療所 見学実習感想 (2008年2月26日)

福井大学医学部医学科4年 海透優太


今回三瀬診療所を見学させていただいて、新たな発見が数多くありました。

診療所医師の存在意義、診療所独特の患者医師関係、それを構築するための技術、Patient-Central-Medicineとその実践。

私は福井県出身で、佐賀と同様に地域医療がまさに必要とされている地域に住んでいます。それゆえに、地域医療の現状とそれが抱える問題点には非常に敏感であると思っておりました。4年の春と夏に合計2週間、福井県にある高浜和田診療所(福井県高浜町)で見学実習をさせていただいていたこともあり、地域医療を様々な面から考えていました。

今回の実習で最も感じたことは、三瀬診療所で見た白浜先生がおこなっておられる地域医療は、三瀬地区の“地域医療”であり、高浜町の“地域医療”とは似て非なるものだということです。

その土地に求められている医療は、土地ごとにまったく異なると思います。

解釈モデルを十分に考慮した上で、「○○さんの□□という病気」を診るということが大切だと感じました。

今回は一日だけの実習で、先生を始めスタッフの皆様にはご迷惑をおかけしました。

そんな私をあたたかく迎えてくださったこと心より感謝申し上げます。

4年生も終わり、来年からは病院実習が始まります。先生の知識や技術を間近で見て勉強する場であると同時に、自分は学生という立場で患者さんのために何ができるのか、それをしっかりと考えて今後の学生生活を送っていきたいと思います。

白浜先生に言われた「熱意だけでは医療はできない。君がここに来たからには何か患者さんにプラスをもたらすことができる、そんな存在になりなさい。」という言葉を大切にしていきたいと思います。

最後になりましたが、突然の実習を受け入れてくださり、あたたかく厳しく指導してくださった白浜先生に感謝を申し上げて見学実習感想文とさせていただきます。本当にありがとうございました。