診療所見学の感想

福島県立医科大学6年 伊藤文人


 見学の中で印象に残ったこと、または患者さん、それに対して、感じたことを書いていこうと思います。

 まず、介護をしていく中で介護疲れをしている患者さんへの対応は簡単にショートステイ、入所が一番よいと考えてはいけないと感じた患者さんについてです。

 ご家族の話を聞くと、明らかに疲れていることが伺えるのですが、患者さんのことを一生懸命、見てあげよう、みてあげたいとする姿勢もあるため、簡単にはショートステイ、入所をすればよいと考えられないと思いました。それまでの介護者と患者さんの関係をよく知り、一番、よい方法を考えていかなければならないと思いました。介護者と患者さんの関係をよく知り、介護者の方とよく話し合い、一番、よい方法を模索していく必要を感じました。

 次は痴呆の患者さんで一つのことが気になり出すとなんでも訴え、診療所に来たがったり、電話をかけてくる患者さんについてです。

 このような患者さんへの対処の仕方はどのようにしていったら、よいのだろうか。また、距離の取り方はどうしていったら、よいのだろうかと思いました。痴呆の患者さんだけでなく、町の医師が一人などの場合、どうつきあっていくのが適切なのかも考えました。近すぎてもよくないだろうし、遠すぎても患者さんをあまり理解できなくなってしまうと思いました。患者さんとの距離の取り方にはどのような環境でもどうしたら、一番、適切なのか、患者さんごとに変えるべきなのか、悩みます。

 それから、診療所という限られた医療機器の中でその患者さんの持つ疾患が重大な疾患でないことに確信を持つことはすごくたいへんなことだということも実感しました。

そして、日常の診療の中でルーチンに行っていることやcommon diseaseの診療の仕方、根拠となる部分をきちんととらえる必要があると思いました。診療な中でこうするのはどうしてかの疑問を必ず、持っていきたいと感じました。

最後に、4日間と少ない見学期間でしたが、多くのことを学べたと思います。三瀬村という地域の医療の一部を知ることができ、よかったです。4日間、ありがとうございました。