白浜雅司への講演依頼について

 最近色々なところから、講義依頼が来ます。そのことは、臨床倫理の普及を願うものとしてとても嬉しいことなのですが、現在私は三瀬村のただ一人の医師であり、村の診療所で働くと言う仕事に影響を及ぼさないことを中心としておひきうけしています。というか、精一杯地域医療の現場での仕事をやりながら、そこで学んだことをもとに、臨床倫理の教育を続けるというやり方が私のスタンスです。そうでないと、現場の悩みに共感できないばかりか、現場でできないことを要求する倫理教育をしてしまうおそれがあるからです。よければ、まず、お近くでの講義に一度参加していただいて、もし役立ちそうなら、講演会を企画するという形にしていただきたく願っています。
 これからの講演予定に掲載している講義は、特別な場合をのぞいて、参加は無料で、事前に私に連絡いただければ、主催者に事前に連絡すれば、参加は可能だと思います。
 お引き受けする条件は、様々な医療スタッフが一緒に聞いていただけることです。
 私の講演は一方的な講義はやりません。実際その現場で困っている事例を事前に提示していただき、まずその事例の問題点と対応を講義前に考え、4分割法を解説して、再度全員で4分割法を使って事例を考えるというやり方です。ですから、1時間では無理です。それでは、どうしても一方方向の講義になり、その後に、現場で臨床倫理の考え方を実践するという形になりにくいようです。 1時間半、可能なら2時間から3時間あれば講義だけでなく、参加者との事例討論ができ、その後の臨床に生かせると思います。臨床倫理とは難しいものではない、日々の実践の中で知らず知らずの内にやっていることを論理的に確認して、少し体系化する作業と思っていただくことを目指しています。

 最近看護師会などからの講演依頼がありますが、私は看護師ではないので本当に看護師さんが困っていることがわからないこと、看護師さんだけで臨床倫理を学んでも、逆にこのような倫理を理解してくれない医師の認識との差にジレンマが増えるばかりで、逆効果になるのではないかと言う考え方なので、そして、看護師さんの数は多くて、ひとつを受けたらきりがないので、他の職種と一緒に参加いただける形の研修会をお願いしています。そしてそれが一番後までいい効果があるようです。 その理由についてくわしくは○倫理的な問題を医師と話し合えますか?(医学書院看護管理2003年10月号)をお読み下さい。

 また自分自身の生活のQOLを保つため、出張はできるだけ月に2回以内を目標にしています。
勉強会の時間として、代診の心配をせずに調整しやすいのは、以下の通りです
1、隔週の佐賀大での授業のない火曜日に日帰りできるところ(火曜日は、三瀬診療所が2時から5時迄の診療なので、それ以後に往復すできるところならばほぼ、いつでも対応可能です。また月の後半以降であれば、2年目の卒後臨床研修の地域医療、保健で診療所研修に来ている研修医に火曜日の午後の診療を任せることも可能だと思います。)
2、土曜日の診療所の診療を終えて翌朝10時30分にJR佐賀駅に戻れるところ
3、日曜正午に佐賀を出て日帰りできるところ
です。上記の条件の勉強会なら、事前に依頼いただければ調整可能です。
場所によって、どうしても上記の対応が難しければ、土曜日も月の後半であれば研修医の代診で対応可能です。予定がありますので、3ヶ月前までに確認してください。
(2、3の条件は自分がクリスチャンで、自分のQOLを維持するために、日曜日午前10時半から12時の佐賀市内での教会の礼拝を優先したいからです。あまり使いたくない方法ですが、日曜の午後からなら、午前中会場の近くの教会の礼拝に出席してから講演という対応も可能です。)

また、火曜日は4月から11月なら、3週に2回の割で佐賀大で朝8時から9時に臨床倫理カンファレンス、午後2時から4時、学生のロールプレイによる医療面接(メディカルインタビュー)をしていますので、佐賀大医学部迄来ていただければ、臨床倫理の討論やインタビュートレーニングの実際に触れることはできます。
4、どうしても上記の時間で調整が難しい場合は、早めに(できれば半年、遅くとも3ヶ月前までに)ご相談下さい。現在毎月1人の2年目の研修医が卒後臨床研修必修化の中の地域医療、保健の常時診療所に来ていますので、月の後半で彼らが診療に慣れ、彼らが不在の木曜日をのぞいて午後1時まで診療して、夜の講演をして翌日の朝9時の診療までに診療所に戻れるところなら何とか対応します。

講演依頼の問い合わせは、できるだけ以下のメールでお願いします。
shirahama@rose.plala.or.jp

講演の日程が決定しましたら、
〒842-0302佐賀市三瀬村藤原3882番6 
佐賀市立国民健康保険三瀬診療所 事務長 宛の封筒の中に

井上文昭 佐賀市三瀬支所長 
白浜雅司 佐賀市立国民健康保険三瀬診療所長
という順で宛名を並記した講師派遣の依頼文書を送って下さい。

こうすると、スムースに事務の目も通った出張が可能になりますので。