| Medical Indication
医学的適応 (Beneficience,Non-malficience:恩恵・無害) チェックポイント 1.診断と予後 2.治療目標の確認 3.医学の効用とリスク 4.無益性(futility) |
Patient Preferences
患者の意向 (Autonomy:自己決定の原則) チェックポイント 1.患者さんの判断能力 2.インフォームドコンセント (コミュニケーションと信頼関係) 3.治療の拒否 4.事前の意思表示(Living Will) 5.代理決定 (代行判断、最善利益) |
| QOL
(Well-Being:幸福追求) チェックポイント 1.QOLの定義と評価 (身体、心理、社会、スピリチュアル) 2.誰がどのような基準で決めるか ・偏見の危険 ・何が患者にとって最善か 3.QOLに影響を及ぼす因子 |
Contextual Features
周囲の状況 (Justice-Utility:公平と効用) チェックポイント 1.家族や利害関係者 2.守秘義務 3.経済的側面、公共の利益 4.施設の方針、診療形態、研究教育 5.法律、慣習 、宗教 6.その他 (診療情報開示、医療事故) |
Jonsenが主催するワシントン州立大学での倫理セミナーに参加して、そこで用いられていたワークシートを参考
に作成したものです。 この教科書を読んだだけでは今一つつかめなかったものが、このようなワークシート
に記入することによって具体的に症例の問題が広い視野から眺められ、また多職種間の討論などでも討論の枠組
みを作る準備として有用であるという感触を得ています。内容については同じくシントン州立大学での倫理セミ
ナーに参加し、Clinical Ethicsの 翻訳の責任をとられた東京大学の赤林朗先生とも相談しながら作りましたが、
日本の症例を考えながら少しずつ白浜が改定しているところであり、ぜひ皆さん方のこの表に対するご意見
(こういう項目をいれたらどうか)などをお聞かせ下さい。