1996年までの臨床倫理教育の経過



4年生の臨床入門の中で取り上げた症例



1994年度の課題(トピックスを中心に)
 1、九州大学で行われた肝移植手術の是非。 
 2、男性のエイズ患者から自分の子供がほしいと相談された時の対応。
 3、逸見アナウンサーへの癌告知の是非。
 これらの問題はマスコミでセンセーショナルに取り上げられていたためか議論が表面的になってしまったため、次年度には以下のような実際の症例を提示して討議した。
1995年度の課題(実際の症例の提示)
 1、リハビリを拒否し自宅で寝ている55歳の商店主への対応。
 2、転移性骨腫瘍の45歳の男性への対応。
 3、腎腫瘍が見つかった精神遅滞のある結節性硬化症の23歳男性への対応。
1996年度の課題
 転移性骨腫瘍の45歳の男性への対応。この時の 詳しい討議内容は別ページ
1997年度の課題
 転移性骨腫瘍の45歳の男性への対応。
 Discussion in Bioethicsのビデオから老人の延命治療についてとりあげた「老人の友」を見ての討論



6年生の臨床入門の中で取り上げた症例



1996年選択コース『臨床倫理』でとりあげた症例
(この年は最初度で、メールによるまとめをしていないので、詳しい内容の記録は提示していません)
 1、横紋筋肉腫と診断された10歳の男児とその両親に対するインフォームドコンセントの問題。
 2、糖尿病と脳梗塞による右半身マヒがあり、2回目の心筋梗塞を起こして入院した64歳女性患者に対するバイパス手術の手術適応とインフォームドコンセントの問題。
 3、住民検診で肝臓癌が発見された67歳男性についての治療法の選択とインフォームドコンセントの問題。
 4、治療に抵抗する特発性間質性肺炎による呼吸困難で入院した66歳男性に対するインフォームドコンセントと今後の治療、転院の問題。
 5、癌であることを告げられないままに肺癌に対する化学療法を受けて無事退院した64歳主婦と真実の告知を希望して、胃癌であることを知らされた後、精神錯乱状態になった35歳の製薬会社員という2つの症例から考えた癌告知の問題。
 6、焼身自殺による熱傷で入院した60歳女性患者。つけかえの度に強い痛みを訴えながら、3ヵ月後に多臓器不全で亡くなられた症例を通して患者の望む最善の医療を 考える。
 7、NHKスペシャルで放送されたアメリカのハーマン病院に入院した19歳女性の頭部外傷患者の症例から考えた意識が回復しない患者に対する延命治療の問題。



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