HOME
東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
尿中有形成分分析装置による尿沈渣検査の質的向上に関する研究(承認番号3333-87)
  1. 研究課題名
    尿中有形成分分析装置による尿沈渣検査の質的向上に関する研究
  2. 承認番号,承認日
    平成26年5月15日(承認番号3333-87)
  3. 内容  
      尿検査は腎泌尿器系疾患の診断・治療に重要な検査である.尿沈渣検査は目視法が主流であるが,省力化のため自動分析装置を使用する施設が多くなってきている.現在,発売されている分析器は大きく分けて,フローサイトメトリー法とデジタルカメラ撮影による方法があるが,測定原理の違いにより成分鑑別の精度が異なる.また,腎泌尿器系の疾患の場合は,尿中に出現する有形成分が多いため自動分析装置では分類不可能な場合があり,目視法と併用しているのが現状である.今回,自動分析装置の性能評価を実施し,特に,赤血球形態,上皮細胞,円柱の精度と検出限界の検討を行う.(田中 雅美)
Copyright © 東京大学医学部附属病院検査部. All Rights Reserved.