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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
造血器悪性腫瘍細胞におけるCD123発現解析の検討(承認番号3333-45)
  1. 研究課題名
    造血器悪性腫瘍細胞におけるCD123発現解析の検討
  2. 承認番号,承認日
    平成24年7月5日(承認番号3333-45)
  3. 内容
      CD123抗原は,ヒトの血球ではplasmacytoid DCと好塩基球に高レベルに発現し,単球,好酸球,myeloid DC,造血幹細胞では低レベルに発現している.一方,CD123抗原は造血器悪性腫瘍においては,芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍(BPDC)の診断に有用なマ−カ−とされている.しかし,近年,造血器悪性腫瘍が疑われた骨髄の細胞表面形質解析結果で,腫瘍細胞がCD123陽性であったことより,BPDCとの診断されている報告が散見されいる.CD123は,単球,好酸球,myeloid DC,造血幹細胞においても発現しているともいわれているため,BPDC以外の造血器悪性腫瘍細胞におけるCD123発現の解析を行い有用性を検討する. (常名 政弘)
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