東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
全自動エンザイムイムノアッセイ装置AIA-2000によるサイログロブリン(Tg)測定試薬の性能評価(承認番号3333-27)
- 研究課題名
全自動エンザイムイムノアッセイ装置AIA-2000によるサイログロブリン(Tg)測定試薬の性能評価 - 承認番号,承認日
平成24年1月31日(承認番号3333-27)
- 内容
サイログロブリン(Tg)は,甲状腺癌手術後の経過観察や再発,転移の診断に有用とされています.現在,当検査部において,Tgの測定は院外検査にて施行されており,結果報告までの所要日数は3から5日となっています.
今回,東ソー株式会社よりTg測定試薬が開発され,現在当検査部において利用している機器にて測定した場合,結果報告までの時間が約25分と著しく短縮することが期待されます.そこで,本研究では,Tg測定試薬の性能評価を行い,日常検査としての実用性について検討します.(増戸 梨恵)