東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
抗凝固剤の種類・濃度が赤血球浸透圧抵抗試験へ与える影響について(承認番号3333-22)
- 研究課題名
抗凝固剤の種類・濃度が赤血球浸透圧抵抗試験へ与える影響について - 承認番号,承認日
平成23年12月6日(承認番号3333-22)
- 内容
球状および楕円赤血球などの赤血球膜形態異常を認める場合,まず赤血球浸透圧抵抗試験を行い赤血球の脆弱性を評価する必要がある.本試験では通常ヘパリン加血を使用するが,小児や採血困難者では追加採血でヘパリン加血を規定量採ることが出来ないことが多い.そこで本検討では,血算で使用した残検体(EDTA-2K加血)を検査に用いることが出来ないかと考え,抗凝固剤の違いによる赤血球浸透圧抵抗試験への影響について検討する.(吉川 直之)