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東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
検査部における新規測定試薬および測定機器の評価(包括申請)全自動臨床検査システムSTACIA(LSIメディエンス社製)に於けるpresepsinおよびsIL2Rの体腔液検体などでの有用性(承認番号3333-161)
  1. 研究課題名
    検査部における新規測定試薬および測定機器の評価(包括申請)全自動臨床検査システムSTACIA(LSIメディエンス社製)に於けるpresepsinおよびsIL2Rの体腔液検体などでの有用性
  2. 承認番号,承認日
    2019年11月26日(承認番号3333-161)
  3. 内容
     血中のpresepsin濃度は敗血症において上昇することが,また血中の可溶性インターロイキン2受容体(以下,sIL-2R)濃度は非ホジキンリンパ腫や成人T細胞白血病で高値となることが知られています.一方で胸水や腹水に代表されるような体腔液の場合,これらの項目が検体によって多彩な濃度を示すにもかかわらず,その臨床的な意義はほとんど解明されておりません.そこで本研究は,「全自動臨床検査システムSTACIA(株式会社LSIメディエンス製)」および化学発光酵素免疫測定法(CLEIA)を原理とする測定試薬「ステイシアCLEIA Presepsin」「ステイシアCLEIA IL-2R」を用い,体腔液検体などにおけるpresepsinおよびsIL-2R濃度測定の基礎的性能や臨床的有用性の検討を行うことを目的とします.
     なお,本研究に関する費用は,株式会社LSIメディエンスとの受託研究契約による研究費から支出されております.
     使用する検体は,事前に誰のものか判別できないようにいたします(連結不可能匿名化)ので,個人情報が明らかになることはありません.また,本研究に対してさらに説明を希望される方は,下記連絡先までお申し出ください.
     本研究に関して不明な点がある場合,あるいはデータの利用に同意されない場合には,検体採取後一週間以内に以下にご連絡下さい.なお,本研究は,医学部倫理委員会の承認を得ております.また,この研究への参加をお断りになった場合にも,将来にわたって診療・治療において不利益をこうむることはありませんので,ご安心ください.
    連絡先:東京大学医学部附属病院 検査部 一般検査室 03-3815-5411(内線35022)
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