東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括申請)SIEMENS社Atellica UAS800と鏡検法の画像比較に関する研究(承認番号3333-152)
- 研究課題名
検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括申請)
SIEMENS社Atellica UAS800と鏡検法の画像比較に関する研究(追加申請) - 承認番号,承認日
2019年6月26日(承認番号3333-152)
- 内容
尿沈渣検査は顕微鏡による目視法で血球類や上皮細胞,円柱などの成分を算定する検査です.Atellica UAS800はその算定と分類を自動で行う分析装置です.UAS800は装置内で尿中有形成分の撮像を行い,その画像解析によって成分の算定と分類を行います.
本研究では,目視法による画像とUAS800の画像を比較して,UAS800における尿中有形成分の鑑別法について検討します.
本研究は通常診療の検査後残余分を用いるため患者さんの負担が増えることはありません.なお,本研究は検査後の廃棄検体を無作為に抽出して使用し,個人特定を連結不可能匿名化した上で集団として統計解析されますので,氏名など個人を識別する情報が出るようなことはありません.解析結果は,学会発表あるいは学術雑誌への投稿で公表します.
この研究は,東京大学医学部倫理委員会の承認を受けて実施するものです.なお,この研究に関する費用は,シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社との共同研究契約による研究費から支出されています.また,謝金はありません.連絡先:森田 賢史(内線35022)