東京大学大学院医学系研究科・医学部 倫理委員会において承認を受けた研究
検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括的申請)
尿自動分析装置US-1200の測定機能の有用性の研究(承認番号3333-120)
尿自動分析装置US-1200の測定機能の有用性の研究(承認番号3333-120)
- 研究課題名
検査部における新規測定試薬及び測定機器の評価(包括的申請)
尿自動分析装置US-1200の測定機能の有用性の研究
- 承認番号,承認日
平成29年3月17日(承認番号3333-120)
- 内容
尿自動分析装置US-1200(栄研化学株式会社)は,尿定性検査の半自動分析装置です.US-1200は,尿試験紙の色調をデジタルデータ化して色調変化を識別することにより,精度が高い結果報告が可能になります.機器は小型でありながら,異常発色の識別機能など多彩な機能を搭載しております.
本研究では,US-1200の基本的な測定性能や,尿定量検査との相関,ヘモグロビン・赤血球の識別機能,異常発色識別機能などの有用性について検討します.
なお,本研究は検査後の廃棄検体を無作為に抽出して使用し,個人特定を連結不可能匿名化した上で集団として統計解析されますので,氏名など個人を識別する情報が出るようなことはありません.解析結果は,学会発表あるいは学術雑誌への投稿で公表します.
この研究は,東京大学医学部倫理委員会の承認を受けて実施するものです.なお,この研究に関する費用は,栄研化学株式会社と受託研究契約を結び,その研究費から支出されています.また,謝金はありません.(森田 賢史)